バレーボールネーションズリーグ2024予選ラウンド第1週の最終戦において、世界ランク3位の強豪・ポーランドと激突した女子日本代表(火の鳥NIPPON)。なんとか勝利したい日本でしたが0-3で敗北すると、相手選手や海外メディアが日本の強さに言及してくれています。
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世界ランク1位のトルコを初戦でフルセットの末に破った日本は、続くブルガリア、ドイツにはストレートで勝利。そんな快進撃を続ける日本に世界中が注目しており、特にチームを圧巻のパフォーマンスで率いるキャプテンの古賀紗理那選手が脚光を浴びていました。
3連勝してきた日本は1日休息を挟み、4日目が終了した時点で今大会6位。パリ五輪出場を目指す国に焦点を当てれば、ライバルとなりそうな中国やカナダ、イタリアが1敗ずつとなっているため、ポーランド戦で勝利すると大きく五輪に近づくこととなります。
しかし、この日の相手は世界ランク3位の強豪・ポーランド。第1セット序盤は、山田二千華選手の連続サービスエースや古賀選手のスパイクなどで連続得点とするも、高さで勝るポーランドがジリジリと差を詰め、あと僅かというところで24-26と逆転されてしまいます。
続く第2セット、第3セットも序盤は良かったものの、第1セットを取りきれなかった流れからと、古賀選手の対策をしてきていたようで勝ちきれず、ともに20点台に乗せるも今大会初黒星となった日本。それでも、中国などと並ぶ3勝1敗で6位をキープしています。
この悔しい敗戦に、日本のファンの方々からは
「世界ランク3位のポーランドは強かった…
日本には次のラウンドでまた頑張って欲しい!」
「やっぱりポーランドは女子も男子も強い!
この負けを引きずらず切り替えよう!」
などの声が続々と寄せられていました。
この試合の様子をいち早く報じてくれていたのが、バレーボール専門メディアのVolleyball World。公式SNSでは、リベロの小島満菜美選手が相手の強力なスパイクを難なく拾うことに驚き「小島さんはいとも簡単にそれをやってのける!」と秀逸なレシーブを評価。
KOJIMA SAN MAKES IT LOOK SO EASY 🤩.
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年5月19日
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🏐 #VNL2024 #volleyball https://t.co/OksMDfxmAx pic.twitter.com/xwz93VDUBD
また、公式サイトでも「ポーランドは完璧であり続けたが日本は初敗北だ…」とのタイトルで、ポーランドが4戦12セット勝利で無敗であり続けたことや、日本戦での勝利を報じた上で、その世界ランク3位のポーランドをも悩ませたリベロの小島選手の談話を投稿。
そして最後には、アレクサンドラ・シシグロフスカ選手の「日本は本当にいいチームで、特にディフェンスが素晴らしい。相手としてはそこが難しかったが、冷静になれば何をしようとしているのかがわかった…」と日本の固い守備を評価するコメントを掲載していました。
この試合を終えた時点で、女子の第1週が終了。続く舞台は中国・マカオとなっており、そこではブラジルやフランス、ドミニカといった顔ぶれに加え、アジア最大のライバル中国が待ち構えています。