イランのウルミアを会場に、8月19日から開幕したバレーボールアジア男子選手権。
ネーションズリーグで、46年ぶりのメダル獲得という快挙を達成した男子日本代表の龍神NIPPONは、現地からの大歓声の中、世界ランク60位のタイにストレート勝ちで会場を盛り上げています。
世界のトップチームが集うネーションズリーグ2023において、予選ラウンドで強豪チームを次々と破り10連勝で2位通過とすると、ファイナルラウンドでも格上のイタリアに勝利するなど、見事この大会初となる3位とし、ファンの方々を大いに楽しませてくれました。
そんな素晴らしい結果と今後への期待を持ち帰った龍神NIPPONの選手の皆さんは、帰国後、メディア対応などに大忙し。それでも、今回のアジア選手権や9月からのパリ五輪出場権がかかるW杯に向けて、世界の頂点を目指しトルコで合宿に取り組んでいました。
🏐岸翔太郎広報がチームのトピック&選手情報などを紹介する「#龍神NIPPON広報リポート」📝👀
— バレーボール取材班🏐日刊スポーツ (@nikkan_volley) 2023年8月15日
第1️⃣1️⃣回はこちら💁
19日から始まるアジア選手権に向けトルコ🇹🇷合宿が始まりました💨
✅トルコでチーム全体の底上げ パリ五輪予選登録メンバー争いも熾烈#石川祐希 #大塚逹宣https://t.co/EOvTbzTIJr
そんな注目の中スタートしたアジア選手権の1次リーグ初戦。相手は世界ランク60位のタイと格下ではありますが、エースでキャプテンの石川祐希選手や西田有志選手らを惜しげも無く起用し、第1セットを強烈なサーブやバックアタックなどで、25-19と幸先よく先取します。
しかし、第2セットからは競り合う展開に…。相手にサーブで崩されると、ブロックでも捕まり苦しい時間を送りますが、日本も負けじとブロックで応戦すると、バックアタックやクイックで徐々に点数を稼ぎ、最後は頼れるキャプテン・石川選手のスパイクで25-21と連取。
第3セットも中盤までは競り合いますが、西田選手の攻撃で流れを引き寄せると、髙橋藍選手らの鋭いスパイクで一気に突き放し、25-22でなんとかストレート勝ち。前回大会は準優勝となっていましたが、3大会ぶりの優勝に向け、弾みをつける勝利となっていました。
また、この試合ではこれまでの主力メンバーに加え、足の指の疲労骨折から復帰した甲斐優斗選手や、ネーションズリーグでは招集されていなかった山本龍選手が途中出場するなど、新たな戦力も加わり、世界の頂点を目指し、まずはアジアの頂点を目指し奮闘しています。
#アジア選手権大会 予選リーグ初戦、#バレーボール男子日本代表 はタイにセットカウント3-0で勝利しました。#バレーボール #volleyball#ALLforPARIS #CatchOurDream pic.twitter.com/EHpIHx8bIu
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2023年8月19日
そして、今大会も会場を賑わせていた龍神NIPPONの皆さん。ネーションズリーグでもそうでしたが、日本のみならず海外、とりわけアジアでの人気が高く、素敵な容姿に加え、力強く華麗なプレーに、会場の海外ファンの方々から悲鳴にも似た声援が送られていました。
この試合の様子を知ったファンの方々からは、
「この調子で今大会金メダル取って五輪予選に弾みをつけてもらいたい!」
「めちゃくちゃキャーキャー言われてる♪
イランでも人気なのか龍神NIPPON❤︎」
などといった称賛や喜びの声が寄せられていました。
そんな龍神NIPPONは、20日13時15分から1次リーグ2戦目に、世界ランク76位のウズベキスタンと対戦することとなっており、格下相手ですが気を引き締めて臨んでくれることでしょう。