サッカー女子W杯決勝トーナメント第1回戦でノルウェーを破り、準々決勝に駒を進めているなでしこジャパン。
8月6日には、次戦の相手が決まる大事なアメリカ対スウェーデン戦が行なわれ、PKにまでもつれ込んだことに「体力面で優位!」との声も寄せられています。
ノルウェー戦後、世界中のメディアから絶賛の声が送られ続けているなでしこジャパン。組織的で堅いディフェンスや、そこからあっという間に展開される鋭いカウンター、そして変幻自在なセットプレーなど、その実力の高さに今や優勝候補筆頭とまで評されています。
Joy for Japan after securing their place in the #FIFAWWC quarter-finals! ☺️👏 pic.twitter.com/q8naOqtzYV
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2023年8月5日
そんななでしこたちの次戦の相手となるチームが決定する対戦ということで、アメリカ対スウェーデン戦には大きな注目が集まっており、日本からも多くのファンの方々がその様子を視聴。6日19時からスタートしたその試合は、まさに死闘となっていました。
前半から、アメリカが積極的にゴールを狙う中、対するスウェーデンはセットプレーからチャンスを伺う展開に…。どちらも負けられない闘いとなっているだけに、ゴールへの執念は強くなりますが、キーパーの好セーブやゴールポストに阻まれるなどし、0-0で前半を終えます。
Super Zećira! 🇸🇪@ZeciraMusovic | #FIFAWWC pic.twitter.com/gNdWChOfYj
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2023年8月6日Still level. 🤝
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2023年8月6日
Extra time looming for the first time at #FIFAWWC 2023! ⏰
後半も、両チームとも積極的に攻めシュートまで持っていきますが、なかなかネットを揺らすことができず、選手たちが苛立つ場面も…。W杯2連覇中のアメリカは90分のホイッスルがなるまで再三シュートを放ちますが、チャンスを活かせずスコアレスのまま試合は延長戦に…。
Focus. 👊@SvenskFotboll | #FIFAWWC
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2023年8月6日
延長でもボールを支配し展開を優位に進め、なんとか点を取ろうとフォワードを入れ替え、さらに攻勢を強めたアメリカ。しかし、スウェーデンの堅い守備をなかなか崩すことができず、ここでも0-0とどちらも得点をあげることができず、試合はついにPK戦に突入。
ここまでの試合で、両チームとも疲労困憊といった表情を見せていましたが、負けたらすぐ敗退という決勝トーナメント。PK戦にも熱が入り、両チーム1人目、2人目を成功させ、3人目でスウェーデンが失敗すると、5人目でアメリカも失敗しサドンデスにまでもつれる展開に…。
勝負がついたのはなんと7人目。アメリカが枠を外し、スウェーデンが決めれば勝利という状況で、アメリカのキーパーがセーブしたと思われたボールがゴールラインテクノロジーの結果ゴールと認定。この結果、準々決勝でなでしこと対峙するのは世界ランク3位のスウェーデンに。
#SWE advance to the #FIFAWWC Quarter-Final! 👏
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) 2023年8月6日
この白熱した試合の様子を見守ったファンの方々からは、
「どちらも最後は流石に疲弊が見られたね…
そりゃあれだけ動けば疲れるよ!
これは…日本いける!」
「なでしこ次はスウェーデンか…
勝てば優勝見えてくる大事な一戦だ!」
などといった声が寄せられていました。
そんな優勝を期待されているなでしこジャパンの皆さんは、この日飛行機で1時間ほど移動し、軽めのトレーニングを実施。対するスウェーデンは、日本より休養が1日短く、この後長距離移動があるとのことです。