ネーベルホルン杯の競技最終日に、山本草太選手に続き女子FSで7位からの挽回を果たし3位となった吉田陽菜選手。そして千葉百音選手は悔しさ残る演技で4位、そしてうたまさは順位を上げる5位という結果に、ファンの方々から様々な声が続々と寄せられています。
最終日の競技は女子FSからスタートし、トリプルアクセルを回避するもジャンプでミスがあった吉田選手が、SPに続く独創性のあるプログラムを披露。冒頭にトリプルアクセルを華麗に決め勢いに乗ると、衣装も相まってその世界観を存分に見せつけた吉田選手。
海外メディアのインタビューに「他のスケーターと一線を画すスタイルで、特別なプログラムとパフォーマンスを創り出したい!」と語っていた吉田選手は、細かなミスはあったものの、観ている方々を惹きつけた演技で総合196.47点を獲得し、最終3位となっていました。
Women's FS photos from #CSFigure #NebelhornTrophy
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月21日
Hana YOSHIDA 🇯🇵
Janna JYRKINEN 🇫🇮
Olga MIKUTINA 🇦🇹
Kimmy REPOND 🇨🇭#FigureSkating 📷 @tarorezphoto pic.twitter.com/sC5Jda89tw
Hana Yoshida 🇯🇵 had a strong FS including a great opening 3A 136.82
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月21日
/ 196.47
“I felt very emotional during my entire skate today. I am a bit sad that I popped the last Lutz, I really don’t like popping, I rather take a fall. But overall I am rather happy with my Free Skate.… pic.twitter.com/5CJ9NrlnSQ
そして2位発進となっていた千葉選手は、細かいミスが重なり4位に…。冒頭のコンボで魅せた千葉選手でしたが、今大会のジャッジと相性が悪いのか続くジャンプに次々とqマークが付くと、豊かな表現でその世界観を存分に披露するも、125.42点と点数が伸びません。
フィニッシュ後にも笑顔はなく、キスクラでは堪えきれず涙が溢れ出していた千葉選手をご覧になった方々からは「点数は伸びなかったけど感動したよ♪」、「百音ちゃんは世界の頂点に立てる人!だからこそ少しのミスも許されないのだろう…」などの声が寄せられていました。
Women's FS photos from #CSFigure #NebelhornTrophy
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月21日
Elyce LIN-GRACEY 🇺🇸
Mone CHIBA 🇯🇵#FigureSkating 📷 @tarorezphoto pic.twitter.com/PJjcgdyMun
その後、アイスダンスのFDに登場したうたまさには絶賛の声が続々と寄せられています。ドラマチックなロミオとジュリエットを演じた2人は、圧倒的スピード感を見せつけながらも、ツイズルやリフトでレベル4を取りまくりつつロミジュリの世界を熱演。
「日本にもこんなにロミジュリを表現しきってくれる若いカップルが現れた!」、「エレメンツが流れに自然に溶け込んでいて体感一瞬で終わってしまった❤︎」などの声が送られた進化の止まらない2人には、総合171.59点が与えられ順位を5位に上げていました。
Free Dance photos from #CSFigure #NebelhornTrophy
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年9月21日
Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO 🇺🇸
Emilea ZINGAS / Vadym KOLESNIK 🇺🇸
Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER 🇨🇿
Utana YOSHIDA / Masaya MORITA 🇯🇵#FigureSkating 📷 @tarorezphoto pic.twitter.com/Bhfp5hHM81
その後の表彰式で満面の笑みを見せてくれた吉田選手は、疲れも残る中EXに参加。着替える時間もなかったのか、FSの衣装のまま今シーズンのSPを披露すると、ライトアップと独創的な雰囲気が相まって『これはこれでアリ』という大満足のパフォーマンスとなっていました。
そして後半のEXには、前日優勝を飾っていた山本選手が昨シーズンのプログラム「Teeth」を熱演。イケ散らかしていたSPやFS同様、こちらもファンの方々垂涎もののイケイケプロとなっており、そのあまりの勢いに中継カメラが追いつけないという場面もありました。
今大会が今シーズン初戦となった選手たちも多くいる中、日本の選手の皆さんはプログラムをすでに自分のものとしているようで、ジャンプの精度を上げつつ、さらにブラッシュアップさせていくことでしょう。