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【世界選手権2023 アイスダンスFD】「オペラ座の完成形だ!」かなだいの最高の演技に歓喜の声♪

 

さいたまスーパーアリーナを会場に競技が行なわれている世界選手権2023。

 

3月25日にはアイスダンスのフリーダンスが行なわれ、会場からの大声援を受けたかなだいこと、村元哉中選手と高橋大輔選手が、自己ベストを更新する"オペラ座の完成形"を披露してくれました。

 

 

 

前日に行なわれていたリズムダンスでは、冒頭から情熱溢れる演技で魅せ、ツイズルやローテショナルリフトなどでレベル4を獲得する好演を観せてくれた2人。

 

33選手中11位で折り返しており、兼ねてからの目標『10位以内』に後一歩というところまで来ていました。

 

 

そんな2人は、25日午前中の公式練習に本番用の衣装で臨んでおり、曲に合わせながらツイズルやコレオリフトなどを入念に確認。

 

村元選手が練習中に出血をするというアクシデントもありましたが、すぐに対処し、競技への影響はないものと思われていました。

 

 

 

競技直前の6分間練習では、リズムダンス同様、盛大な歓声で迎えられた2人は、高橋選手が、シングル時代から通算10回目の出場となる紹介などがアナウンスされると、会場から割れんばかりの声援と拍手が送られ、10番滑走として登場すると、さらに大きな歓声が…。

 

今シーズン、日本のファンの方々をはじめ、世界中を魅了してきた「オペラ座の怪人」の曲に乗り滑り出すと、一気に溢れ出したその世界観。

 

冒頭の息の合ったツイズルや華麗なスピンなどでも魅せ、まるで舞台を観ているかのような感覚に陥った会場の方々。

 

 

中盤からのリズムが変わってからも、圧倒的表現力でリンクを縦横無尽に滑り切り、そのまま力強くフィニッシュすると、会場から沸き上がった大歓声。

 

 

 

その瞬間に、互いを称え合い熱いハグを交わした2人には、桜色の応援バナーが振られ、大歓声が送られていました。

 

終盤は体力的に辛そうな表情も見られましたが、リンクサイドに戻ると、マリーナ・ズエワコーチらと最高の笑顔でハグを交わした2人。

 

キスクラでは、「ありがとうございました!」と応援してくれた方々に対し、感謝の言葉を送った高橋選手と村元選手。

 

そんな2人には、この最高の演技で自己ベスト更新となる115.95点が与えられ、こちらも自己ベストとなる総合188.87点となり、この時点での暫定1位に。

 

その後10組が演じ、かなだいの2人は、最終11位で今大会を終えることとなっていました。

 

 

 

『10位以内』という目標には、来年の今大会の出場枠『2』がかかっており、アイスダンス界の発展や競技力向上に向け確保したかったところですが、惜しくも11位ということで来シーズンも1枠ですが、全力を出し大きな感動をもたらしてくれたかなだいの2人。

 

この演技をご覧になったファンの方々からは、

 

「かなだいの演技にはマジで震えた!まだ震えが続いてる…」

 

「かなだい最高だよ!オペラ座がついに完成した!」

 

などといった称賛の声が続々と寄せられていました。

 

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