4月13日から東京体育館を会場に競技がスタートした、世界フィギュアスケート国別対抗戦2023。
オープニングセレモニーで、"おもしろ被り物"をしての登場で会場を沸かせたチームジャパンの先陣を切って、アイスダンスのかなだいカップルが華麗な舞を披露しました。
改めてお客様から得られるパワーの凄さを感じました。テクニカルな部分での成長も感じることができました。日本チーム最年長としてチームにいい流れを持ってこれたのではないかなと思います!#村元哉中 #高橋大輔 #国別対抗戦 #WTTFigure #FigureSkating pic.twitter.com/gwNJr14h5U
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2023年4月13日
オープニングセレモニーでは、出場する6チームの国旗を凪かせた子ども達がリンクインした後、次々と各チームの選手たちが登場。
チームジャパンは最後の登場となっており、今大会主将を務める坂本花織選手が、富士山の被り物をして笑顔で登場。
続いて、金髪のアフロヘアーの友野一希選手や、折り紙で作られた兜を被った佐藤駿選手と三浦璃来選手、さらには手にマラカスなどを持った三原舞依選手や木原龍一選手が入場し、各チームの指向を凝らした演出に、会場は大盛り上がりとなっていました。
そんな賑やかなオープニングに登場しなかったかなだいこと、村元哉中選手と高橋大輔選手は直後のリズムダンスに向け、最終調整。
6分間練習での登場で、一際大歓声が送られた2人は、しっかりと手を握り、自信に満ちた最高の笑顔で、その声に応えてくれていました。
その後、2番滑走として登場した2人は「Conga…」の情熱的なリズムに乗り滑らかに滑り出すと、会場からの手拍子に合わせて一気に会場も演技もヒートアップ。
冒頭の息の合ったツイズルでは、マスク越しでも抑えきれない大歓声が2人に力を与えます。
中盤のリズムが変わる場面では、しっとりと滑らかに、それでいて情熱的にリンクで舞った2人。再び激しいリズムに戻ると、チームジャパンの応援席からも大声援が送られ、最後のリフトから力強くフィニッシュ。
その瞬間、「よしっ!」と叫んだ高橋選手。
会場から桜色の応援バナーと日の丸が振られ、長光歌子コーチの待つキスクラへ移動した2人。そんな2人の健闘をおもしろ被り物をしたりくりゅうや、チームジャパンの応援バナーを持ったかおまいの2人も出迎え、その得点の瞬間を待ちます。
シーズンを締めくくる最終戦で、魅力たっぷりの2人の演技には、自己ベストにわずか1.18点及ばなかったものの、78.38点もの高得点が与えられ、その瞬間、かなだいの2人だけでなく、チームジャパン全員が飛び跳ね大喜びとなっていました。
そんな2人の華麗な演技や、チームジャパンの応援をご覧になった方々からは、
「かなだいの2人は、今季の締め括りに相応しい最高の演技だった!」
「日本チームもお客さんも盛り上がって、団体戦の楽しさ全開ですね♪」
などといった声が続々と寄せられていました。
このアイスダンスのリズムダンスが終了した段階で、かなだいの2人は6組中4位となり、チームジャパンには9ポイントが与えられ、続く男女シングルのショートプログラムへと大会は続いていきます。