4月15日に競技最終日を迎えた、世界フィギュアスケート国別対抗戦2023!
りくりゅうペアが一時、世界最高得点を出す会心の演技を披露するなど、盛り上がりを見せてくれており、表彰式では、各チームの選手たちと微笑ましいシーンも話題となっています。
ISU世界フィギュアスケート国別対抗戦2023
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2023年4月15日
全ての競技が終了しました。
Team Japan🇯🇵は3位で銅メダル🥉を獲得しました。
最終結果はこちら。https://t.co/Io2P5bJ9h6#国別対抗戦 #WTTFigure #FigureSkating pic.twitter.com/CpFNRHpRVI
競技2日目終了時点で、90ポイントで独走体制に入ったアメリカ、75ポイントで2位の韓国に次いで、74ポイントで3位となっていたチームジャパン。
競技最終日のこの日は、今シーズン負けなしのりくりゅうが登場する、ペア・フリーが行なわれるとあって期待が高まっていました。
そんな中、5番滑走で登場した三浦璃来選手と木原龍一選手には、大きなプレッシャーがのしかかっていたと思われます。
また、直前のアイスショーの疲れもあるのか、フリーの序盤のジャンプで三浦選手がまさかの転倒が…。
しかし、その後はしっかり気持ちを切り替えて、力強いリフトや世界一とも評されるスロージャンプ、そして何よりも観ている人々を幸せにしてくれる笑顔で、最後まで演じた2人。
フィニッシュ後には、三浦選手からこれまでのような笑顔はありませんでした。
木原選手も一瞬遠くを見つめるような表情をしていましたが、いつものように三浦選手の頭をポンポンと叩くと、最後は力が入りすぎてしまったのか、驚いた三浦選手。
それでも笑顔で仲間の元へ戻ると、2人には自己ベスト更新となる143.69点が与えられていました。
これはこの時点でのペアの世界最高得点となっていましたが、アメリカ代表で引退の噂もある、アレクサ・クニエリム選手・ブランドン・フレイジャー選手組がすぐさま147.87点を叩き出し更新。
りくりゅうは、惜しくも2位となり、11ポイントが日本に加算されていました。
直後の男子フリーでは、登場した2選手とも、懸命の演技を披露してくれましたが、ミスが出てしまい、友野一希選手は164.55点で9位、佐藤駿選手は164.86点で8位となり、合わせて9ポイントが加算。この最終結果で、チームジャパンは韓国に1ポイント差で敗れ3位に…。
それでも、表彰式では高橋大輔選手を先頭に、とびきりの笑顔で大きく手を振りながら登壇したチームジャパンの選手の皆さん。
会場からは盛大な拍手と歓声が送られており、日本を代表して懸命に闘ってくれた選手たちを称えていました。
2位で95ポイントの韓国、そして120ポイントで圧巻の優勝となったアメリカの選手たちが登壇する際、互いの健闘を称え合い、ハグや握手を交わした選手の皆さん。
その微笑ましい様子や写真撮影ではしゃぐ姿などに、会場からも温かい拍手が送られていました。
これをご覧になったファンの方々からは、
「みんなお疲れ様!楽しく感動する国別対抗戦をありがとう!」
「温かさ、清々しさが会場を包み込む大会で良かった♪」
などといった称賛の声が続々と送られていました。