競技だけでなく、各チームの応援合戦やその盛り上がりにも注目が集まる、世界フィギュアスケート国別対抗戦2023。
公式練習がスタートした4月12日には、応援席などの準備が進む舞台裏が報じられると、ファンの方々からは期待の声が寄せられています。
この日、午前と午後にそれぞれ2回ずつ行なわれた公式練習では、緊張感もありながら、和やかな雰囲気で調整をした日本勢の皆さん。
直前のアイスショーに出演したり、急遽参戦となったりと、疲れや緊張のある中ですが、ホーム戦という利点が大きいと思われます。
この日、JSF（日本スケート連盟）の公式SNSなどで報じられたある事が、ファンの方々の間で話題に…。
それが、今大会の名物の一つとなっている各チームの応援合戦に備えた、チームの応援席やグッズ、そして選手たちの控え室の準備の一部始終。
今大会で、TEAM JAPANの主将を務める坂本花織選手が、JAPANのジャージを身に纏い、応援席で手作りしたのは、何と折り紙で作った金と銀の兜。
エンゼルスの大谷翔平選手が被ることでも話題となった兜で、TEAM JAPANの雰囲気を盛り上げてくれるのでしょう。
また、選手らの控え室であるスケーターラウンジ前には、ホワイトボードが並べられており、ここでも坂本選手を中心に飾り付けが。
坂本選手がスマホの画面を片手に、丁寧に描いていたのは、りくりゅうペアの三浦璃来選手の似顔絵。
『根性！』や『頑張ろう！』などといった励ましの言葉に加え、日本勢8選手の似顔絵を描いていてくれたのです。
1人画風が異なる友野一希選手にも注目ですが、『り』と書かれた木原龍一選手のスペースや、『誰なんこれ』と書かれた高橋大輔選手にも注目が…。
そんなりくりゅうは、
「良い意味で緊張感がない！
アイスショーの延長線上で、また新しいアイスショーに来ているような感じ！」
と取材に対してリラックスして答えてくれており、世界王者となった世界選手権で達成しなかった、ベストな演技を目指すとのこと。
また、
「自信をもって練習してきた。すごい体も動いてますし不安要素がない！」
「良い意味ですごく力が抜けている！」
と語ってくれていたかなだいの2人には、マリーナ・ズエワコーチ不在のため、高橋選手のシングル時代のコーチ・長光歌子氏が帯同することに…。
この日本勢の、リラックスした雰囲気や楽しそうな応援席での様子を知ったファンの方々からは、
「今回はお祭り番長が複数人体制だもんね。どんな盛り上がりになるか超楽しみ♪」
「試合も応援も仲間達とがんばってください！」
などの期待の声が続々と寄せられています。
ISU世界フィギュアスケート国別対抗戦2023
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2023年4月12日
公式練習が終了しました
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なお、今大会は各カテゴリーの総合成績で頂点を争うこととなっており、世界チャンピオンなどが揃うTEAM JAPANは、総合力の高いアメリカに勝って、3大会ぶりの優勝を狙っています。
