各国の総合力を競う、世界フィギュアスケート国別対抗戦2023。
4月12日には、会場となる東京体育館での公式練習がスタートしており、アイスダンスのかなだいや、ペアのりくりゅうらがリラックスした雰囲気の中登場すると、ファンの方々から期待の声が寄せられています。
13日から競技がスタートする今大会には、世界女王の坂本花織選手や年間グランドスラムを達成したりくりゅうペアらが出場するとあって、日本の3大会ぶりの優勝や、これに加えて雰囲気の良いTEAM JAPANの応援にも期待の声が寄せられています。
そんな中、12日の早朝からスタートした公式練習に最初に登場したのは、かなだいこと、村元哉中選手と高橋大輔選手。
高橋選手は、JSF(日本スケート連盟)の公式SNSのカメラに向かい
「おはようございます!早い!」
と語りながらも、笑顔を見せてくれており、リンクでは、2人ともJAPANの上着を脱ぎ、氷の感触を確かめたかなだい。
「リズムもフリーもきっちりそろえたい!」
と意気込む2人は、フリーダンスの「オペラ座の怪人」の曲かけで、リフトや振り付けの確認などをし、好調をアピールしてくれていました。
女子シングルの練習では、かおまいの愛称でファンの方々から親しまれている最強コンビ・坂本選手と三原舞依選手が登場。
それぞれショートプログラムの「ジャネット・ジャクソンメドレー」と「戦場のメリークリスマス」の曲かけで、しっかりジャンプを成功させていました。
そして男子シングルでは、
「最大の敵・花粉症と闘います!」
と語った友野一希選手と、宇野昌磨選手の代打として急遽参戦する佐藤駿選手が、それぞれフリー曲を流しながら、入念にジャンプを確認し、華麗に着氷させ、互いの演技に拍手を送っていました。
そして、今や世界最強のペアとなったりくりゅうこと、三浦璃来選手と木原龍一選手が、いつも通り仲良くリンクに登場。
ダウンを着た三浦選手と、ジャージを羽織った木原選手ですが、アップを済ませるとそれらを脱ぎ捨て、ブルーノ・マルコットコーチと念入りに調整。
ショートプログラムの曲かけでは、直後に木原選手が転倒するという超珍しいシーンもありましたが、中盤から終盤にかけては、アイスショーの疲れも感じさせない、力強いリフトやスロージャンプ、そして息の合った動きを見せてくれていました。
このTEAM JAPANの好調を知ったファンの方々からは、
「いよいよ今シーズン最後の決戦!みんなケガせず、好演を祈っています♪」
「みんな調子良さそうだし、雰囲気がいい♪がんばれチーム日本!」
などといった喜びと期待の声が寄せられていました。
なお、今大会は13日15時前にオープニングセレモニーが行なわれた後、アイスダンス・女子・男子、そして14日にペアの初戦が行われ、15日の19時ごろに表彰式が行なわれることとなっています。