復帰戦での素敵な演技に加え、2人の動向全てが待ち望まれているりくりゅうペア。四大陸選手権に向けて調整が進んでいるであろう2人の、今後の国際大会エントリーが発表されると、ファンの方々は歓喜に沸き、その素敵すぎる大会に大きな注目が集まっています。
1月30日から中国・上海を会場に公式練習がスタートする、四大陸選手権に出場予定のりくりゅう。最終調整に加え、そろそろ移動に向け準備を進めていると思われますが、ファンの方々からは木原選手の腰のケガの様子も心配されており、その登場が待ち望まれています。
そんな中、24日にJSF(日本スケート連盟)は今後の国際大会の派遣選手を発表。四大陸選手権と日程が重なるバヴァリアンオープンには、ゆなすみ&さえルカの新生ペアらのエントリーが発表されましたが、その目玉はなんと言ってもチャレンジカップへのりくりゅうの派遣。
四大陸後であり世界選手権前の2月22日から、オランダで開催される今大会への2人の出場発表に
「男女シングルもすごいけどりくりゅうとゆなすみもインしたんだ!」
「世界選手権前に2人がいい調整が出来ますように❤︎」
などといった期待と喜びの声が寄せられています。
2007年の女子シングルのみの競技会からスタートしたこのチャレンジカップは、これまでにも多くの日本勢が参戦し優勝。ちなみに昨シーズンはシニアで佐藤駿選手と坂本花織選手が、ジュニアでも佐々木晴也選手と柴山歩選手が制し話題となっていました。
しかし途中から新設されているペア競技への日本勢の参戦は、今回のりくりゅうが初となっており、今回ともに出場する友野一希選手や坂本選手、そしてこれまでなかなか揃うことのなかった、ゆなすみペアとの出場に、期待が高まりまくっているようです。
さらにこの大会は、昨シーズン大会同様、会場駐車場の利用に1日あたり1ユーロ(約160円)がかかりますが、自治体からの財政支援のおかげで、世界チャンピオンであるりくりゅうらの生の演技がなんと無料となっている、なんとも素敵すぎる大会運営なのです。
残念ながらライブ配信は有料となっており、1日ずつだと7.5ユーロ(約1200円)、大会全体となる4日間分だと25ユーロ(約4000円)がかかってしまうこととなりますが、毎年多くのファンの方々が日本勢の活躍を観たいと、この配信を購入されているようです。
りくりゅうの2人やコーチ陣らの考えとしては、おそらく今シーズン出場できなかった国際大会の試合感覚を取り戻すための出場となっているのでしょうが、ファンの方々からすると「無理のない範囲で1試合でもその姿が見たい!」というのが本音なのでしょう。
27日からは韓国でユース五輪のフィギュアスケート競技がスタートし、それと重なるように30日からは四大陸選手権とバヴァリアンオープンが同時並行するなど、週末からは忙しい日々となりそうです。