復帰戦となった四大陸選手権で、万全ではないものの銀メダル獲得と見事なカムバックを見せてくれたりくりゅう。日本時間2月21日からは、オランダで開催されるチャレンジカップ2024への出場が予定されており、ファンの方々はその出場が気がかりとなっているようです。
2月上旬に開催されていた四大陸選手権で、新プログラムを披露した昨年9月のオータムクラシック以来の大会出場となっていたりくりゅうの2人。木原選手のケガの様子を見ながらの短期間での練習となっていたようですが、2人の信頼の深さや実力の高さが感じられる演技に…。
この大会でエキシビションまでを演じきった2人は、練習拠点のカナダ・スケートオークビルに帰還。ともに世界選手権出場を狙うゆなすみや、世界ジュニア選手権への派遣が決まったさえルカ、そして各国のペアが共に高め合う環境の中、さらなる高みを目指しているようです。
3月末の今シーズン最終戦となる世界選手権に向け、プログラムの滑り込みと体力強化、それと同時に木原選手のリハビリなども行なわれると思われ、課題は山積…。それでも「まだまだ通過点!」と語る2人は、2年後のミラノ五輪表彰台に標準を合わせているのでしょう。
そんな2人は、今から10日後にオランダで開催されるチャレンジカップにも出場予定。しかし移動なども含めると、四大陸選手権後2週間程度しかトレーニングできないこととなり、ファンの方々からは「無理だけはしないでほしい…」との不安の声も寄せられています。
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— Anything GOEs (@AnythingGOE) 2024年1月25日
このチャレンジカップは、2007年女子シングルのみの競技会からスタートしており、これまで多くの日本勢が参戦し優勝。ちなみに昨シーズンは、シニアで佐藤駿選手と坂本花織選手が、ジュニアでも佐々木晴也選手と柴山歩選手が制すなど、日本勢に相性の良い大会。
今年のこの大会にはりくりゅうの他、世界選手権出場の坂本選手が、56年ぶりの快挙・3連覇に向けた調整や、りくりゅうとともに世界選手権出場を目指すゆなすみが、バヴァリアンオープンで獲得できなかった、SPのミニマム獲得に向けた挑戦など、参戦理由は様々…。
他にも男子シングルの友野一希選手や壷井達也選手、青木祐奈選手が出場するなど、かなり豪華なエントリー。オランダではこの大会がなんと無料で観戦できるそうですが、日本からは有料ライブ配信となっていることから、配信を購入する方々も多いようです。
この開催まであと10日と迫ると、ファンの方々からは
「りくりゅうのワールド前の調整はどうなるんだろうな?
チャレカ出るのかな?
頼もしいコーチもいるし大丈夫でしょう❤︎」
など2人やチームの決断を待ち焦がれる声が寄せられ、その発表を待ち侘びているようでした。
個人的には、世界選手権まで時間があることと、この大会でこれまで出場できなかった試合感を取り戻すことに加え、ゆなすみのサポートにも協力するため参戦してくれると勝手に思っています。