GW後のカナダ渡航から近況報告がなく、ファンの方々を焦らせまくっているりくりゅうペアの三浦璃来選手と木原龍一選手。
集中して来シーズンに向け取り組んでいるのでしょうが、他選手からの投稿に顔を出すと、素敵な笑顔を見せてくれています。
昨年の今頃は、2人で仲良く公園でのトレーニングや、新プログラムの様子などを報告してくれていた2人。
今年は注目度も上がっているため、2人の動向を気にする方々が増えているのですが、音沙汰なしという状況に『りくりゅうロス』を訴える方々も…。
そんな中、りくりゅうが練習拠点としているスケートオークビルを訪れていた、アメリカのエリー・カム選手・ダニエル・オシェイ選手組のSNSに登場。
そこには、チームメイトらと一緒に肩を組み、素敵な笑顔を見せてくれているりくりゅうの姿が写されていました。
木原選手は始球式がよほど嬉しかったようで、中日ドラゴンズの野球帽をかぶり、まるで野球少年のように写っているのですが、コーチであるブルーノ・マルコット氏も読売ジャイアンツの野球帽をかぶっていることから、木原選手からのプレゼントなのではないかとみられます。
激闘のシーズンを終え、年間グランドスラムという偉業を達成しながらも、さらに高みを目指しているりくりゅうの2人。
来シーズン用に5月2日に更新されたISU世界ランクでは、堂々の1位となっていますが、まだまだ納得していない2人。
http://results.isu.org/ws/ws/wspairs.htm
そんな状況の中、5月末にISUが提示した来シーズンの大会一覧から2人の来シーズンの大会出場予想をしてみると、おそらく今シーズンと同様チャレンジャーシリーズには出場せず、グランプリシリーズ第2戦のスケートカナダが、来シーズン初戦となるのではないかと思います。
しかし、これまで出場していた日本開催のNHK杯が、11月中旬に開催されていた第5戦から1週間後の11月下旬の第6戦となってしまったことから、第4戦の中国杯や第5戦のエスポーグランプリへの出場も考えられる状況となっています。
世界王者となったりくりゅうは、当然のように中国開催のグランプリファイナルにも出場するとみられており、移動や調整を含めると2週間後のファイナルに焦点を当ててくるのではないかというのが、読めないところであり、注目ポイントとなっています。
個人的には、大阪で開催されるNHK杯に出場してもらえれば、ホームの大歓声の中、そして青いバナーがはためく中でファイナルに向け、気持ちよく演技ができ、優勝してくれるのではないかと思いますが、コーチ陣らも含めたチームでの話し合いとなりそうです。
中国開催のグランプリファイナルももちろん見どころですが、その10日後に開催される全日本選手権で、先日木下スケートアカデミーから発表された新たなペア2組との対決も期待されており、シニア参戦となれば、りくりゅう念願の表彰台が久しぶりに埋まることに…。
その後、短いお正月を日本で過ごし、一旦カナダへ戻った後、1月末から2月上旬にかけて中国・上海で開催される四大陸選手権に出場することでしょう。
そして、2人にとっての最終戦は、カナダ・モントリオールでの世界選手権となりそうです。
今シーズン、しのぎを削ったアメリカのアレクサ・シメカ・クニエリム選手とブランドン・フレイジャー選手のクニフレ組は来シーズン休養の噂もありますし、ロシア勢はまだ出場できない模様…。
中国のウェイジン・スイ選手・ツォン・ハン選手組も不透明となっています。
個人的には、今シーズンのようにライバルがいた方が盛り上がりますし、りくりゅうの2人にとっても良い刺激となりそうですが、おそらく2人にとっては自分たちの中にある高い目標に向かって、コーチやチームメイトと黙々とトレーニングに励むことでしょう。
そんな2人には、
「カナダでりくりゅうが元気にしているようで安心した❤︎」
「りくりゅうは新プログラム習得に向け頑張ってるんだろうなぁ…
ああ、待ち遠しいすぎるっ！」
などの声が寄せられていました。
