サッカー・U-17女子アジアカップの準決勝において、韓国代表と闘った日本代表・リトルなでしこ。全勢力をもって挑んだ韓国に対し、圧倒的戦力差で迎えた日本が3-0で勝利すると、2大会連続決勝進出に加え、U17W杯進出を称賛する声が続々と寄せられています。
韓国との準決勝に向け、白井貞義監督は「選手たちのコンディションはピークに差し掛かっており、この試合はベストメンバーで臨む!」と力強く公言。これまで快勝をみせたグループステージ同様、完膚なきまでに勝利するであろう強い日本に期待の声が寄せられていました。
この日も強い日差しが照りつけるバリで行なわれたこの試合の前半。序盤から日本はボールを支配し、多彩な攻撃で相手を揺さぶりますが、なかなか得点を得ることはできません。それでも40分、根津里莉日選手が嬉しい先制点をあげるとホッとしたサポーターの方々。
🎯 Bullseye
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) 2024年5月16日
🇯🇵 Ririka Nezu hits the mark with precision! #U17WAC | #JPNvKOR pic.twitter.com/wQAuXDK3QW
前半終了間際には攻め込まれるシーンもありましたが、GKの福田真央選手の好セーブもあり流れを作ると、後半は頼れるキャプテン・眞城美春選手がチームを鼓舞する2点目をあげると、これまで4得点をとってきたノルマとばかりに、3点目も眞城選手が奪取。
Curve it like Shinjo 🇯🇵#U17WAC | #JPNvKOR pic.twitter.com/lSHN7hfmQ5
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終わってみれば、韓国は6本のシュート数に対し日本は27本と4倍以上…。前半から積極的にゴールを狙い、それと同時並行で選手交代を多用し疲労が見られる選手たちを休ませるという白井監督の采配がうまくいき、日本は全力の韓国にも快勝してくれていました。
日本はこの勝利により、2連覇に向け決勝戦に駒を進めただけでなく、10月にドミニカ共和国で開催されるU-17W杯への出場権をも獲得。日本時間16時〜というお仕事をされている方々にとっては少し見づらい時間帯でしたが、多くのサポーターの方々がこの試合を観戦。
そんな日本の勝利を知った方々からは、
「リトルなでしこが3点ゴール決めて韓国に圧勝!
本当におめでとう♪」
「決勝進出おめでとうございます!
同時にU17W杯出場権も獲得で最高でーす!」
などといった声が続々と寄せられ、SNSは賑わっていました。
🔹U-17日本女子代表🔹#根津里莉日 選手の先制点、#眞城美春 選手の2ゴールでU-17韓国女子代表に3-0と勝利✨
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年5月16日
決勝進出、そして『FIFA U-17女子 #ワールドカップ ドミニカ共和国2024』の出場権を獲得しました!
優勝まであとひとつ。
最後まで若きなでしこへの応援よろしくお願いします📣
⚔️NEXT… pic.twitter.com/J4siHO7SDS
また今大会の模様を速報してくれているAFCも、公式SNSで「日本が2大会連続の決勝進出だ!」との祝福のコメントとともに、ゴールを決めた根津選手や眞城選手の笑顔、そしてそれを喜ぶリトルなでしこの選手たちの姿を投稿すると、世界中に拡散されていました。
⏰ FT | 🇯🇵 Japan 3️⃣-0️⃣ Korea Republic 🇰🇷
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) 2024年5月16日
Japan cruise into the Final for a second consecutive time! #U17WAC | #JPNvKOR pic.twitter.com/eWiWqTHb5Z
そして公式サイトにおいても、「準決勝で日本は韓国を3-0で破った…」との見出しで、終始日本が韓国を圧倒していたこと、韓国のチャンスも日本の鉄壁のDF陣によって阻まれていたこと、そして最後はキャプテンが試合を決定づけたことなどを述べ称賛してくれていました。
この試合後約2時間後には、グループA全勝の北朝鮮とグループB2位の中国との準決勝が実施。この試合では、多くの方々の予想通り北朝鮮が勝ち上がり、日本時間19日の決勝で日本と闘うこととなるでしょう。