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【GP⑥中国杯 男女ペアSP】「男女ともに仙台っ子が…❤︎」千葉選手&佐藤選手が首位発進‼︎そして女子は激戦のFSに⁉︎

 

GPファイナル進出選手が決まる、フィギュアスケートGPシリーズ第6戦中国杯の競技初日。女子SPでは千葉百音選手が首位も、住吉りをん選手や渡辺倫果選手ら2点差以内に5選手がひしめく展開となると、男子SPでは安定感を見せた佐藤駿選手が首位通過となっています。

 

 

これまでGPシリーズ5大会で、世界を魅了する素晴らしい演技でメダルを量産してきた日本勢。今大会にもGPファイナルの可能性がある日本勢4選手が参戦するということもあり、日本はもちろん、世界中のファンの方々から大きな注目を集めた中国杯がスタートしています。

 

女子SPでは、5番滑走の住吉選手が気迫のこもった素晴らしい演技を披露。冒頭のダブルアクセル前にエッジが引っかかるアクシデントがあるも、これを見事成功させると、その他のジャンプや全てレベル4のスピンステップでも魅せ、自己ベスト更新となる70.48点で3位に。

 

続く8番滑走の千葉選手も、美しさと笑顔溢れる演技で魅了。冒頭のコンボで危ない場面があるも見事乗り越え、滑らかなスケーティングに豊かな表現、そして弾ける笑顔で会場に感動を届けると、70.86点で見事アメリカのアンバー・グレン選手を抑え首位に立ちました。

 

そして10番滑走の渡辺選手も負けじと、素晴らしい表現の月光を熱演。冒頭のダブルアクセルを決めると続く3回転ルッツも成功させ、抜群の音の捉えやドラマチックな表現の数々に魅了されると、69.08点で5位となり、表彰台も十分射程圏内といった感じとなりました。

 

上位選手の誰もがFSでの挽回が可能で、GPファイナル行きの可能性があるということで、ISUも「モネチバが僅差でリードしているが、GPファイナルの最終枠をめぐる争いが白熱し、まだ不透明な中、全てがFSにかかっている…」などとその激戦ぶりを伝えていました。

 

続いて行なわれた男子SPでは佐藤選手が11番滑走に登場し、見事ノーミスの素晴らしい演技を披露。冒頭の美しい4回転ルッツで観ている方々の心を鷲掴みにすると、指先まで神経を行き渡らせた圧巻の表現でも魅せ、2位に5点差以上つける98.75点を獲得し首位となりました。

 

これまでの大会や今大会の女子SPに続く日本勢の活躍に、ISUからも「シュンサトーはSPで感動的な演技を披露しトップに立った!日本男子はこのままトップの座を維持できるだろうか? 」などのコメントとともに、佐藤選手の素敵な動画などを投稿してくれていました。

 

女子は誰もが優勝するとGPファイナルが決まる一方、条件次第では2位でもその道が断たれるという厳しい中、東北、特に仙台のファンの方々からは「佐藤駿くんも千葉百音ちゃんも仙台っ子❤︎2人ともSP首位でがんばってるな♪」などと出身者を応援する声も寄せられていました。

 

白熱した展開をみせる男女シングルのFSは、女子が日本時間23日17時30分〜、男子が19時40分〜となっており、その後ペアFSを経て、全カテゴリーの表彰式が行なわれることとなっています。

 

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