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【U20女子アジアカップ VSオーストラリア】「我々のアドバンテージは…」狩野監督の言葉を元に、AFC・豪が読み解く日本の強さ‼︎

 

U-20女子アジアカップの準決勝で、見事オーストラリア代表を撃破したヤングなでしこと、U-20日本女子代表。終わってみれば5-1と快勝した日本の強さについて、AFCやオーストラリア監督らが分析すると、日本の巧みな戦術が明らかとなっているようです。

 

 

 

3月13日の準決勝オーストラリア戦で、大会4連覇に王手をかける大金星をあげた日本。前半から果敢に攻め、相手には失点を許したシュート1本のみしか打たせないという組織的なサッカーを見せると、世界中のメディアが日本の強さについて言及した記事を投稿。

 

この試合から数時間後には、オーストラリアサッカー協会AFCからも日本の強さを称賛するかのような記事が次々投稿。オーストラリアサッカー協会の公式サイトでは、「ヤングマチルダスは6度のチャンピオンである日本に5-1で敗れた…」と題した記事を投稿。

 

そこには、日本の波のように押し寄せるオフェンスに対処することが困難だったこと、前半に1点を返したが後半はシュートすら打たせてもらえなかったこと、さらには後半からの日本の"ギアチェンジ"のような圧倒的猛攻に、なす術がなかったことなどが書き記されており、記事の最後には「日本は、FIFA U20女子W杯2022で準優勝したチームとしての資質を、全て曝け出した。彼女たちは高い技術だけでなく組織的にプレーしていて、まさに勝利にふさわしいチームだ!」とこれ以上ないほどの絶賛の言葉を送ってくれていました。

www.footballaustralia.com.au

 

 

また、AFC「倫久(監督)の戦術的調整が日本に功を奏した」とする記事を投稿し、前半追いつかれた日本はハーフタイムの際に戦術を変更し、後半からは怒涛の攻撃ラッシュとなっていたことについて、日本の狩野監督のコメントを次のように掲載しています。

 

「試合の入りはよく、選手たちは終始強い意志を見せてくれた。前半はボールがよくつながり、攻撃も効果的だった。後半をさらにアグレッシブにするためにプランを変更し、ハイボールをオーストラリアが好んでいたので、我々のアドバンテージ、スピードで撹乱した。」

 

このように語ると、オーストラリアのリア・ブレイニー監督の「結果は残念だが、選手たちはゲームプランを遂行し、素晴らしいゴールも決めた。しかし、最後の15分間は日本の世界トップクラスのプレーにやられた。だが私は選手たちを非常に誇りに思う」との言葉も掲載。

www.the-afc.com

 

 

このように日本を称賛する一方、この試合の前に行なわれていた北朝鮮対韓国の試合の様子も報じており、3-0で勝利した北朝鮮について、90分を通してハイテンポで強度の高いパフォーマンスを発揮し、土曜の日本戦に向けてもやる気に溢れていることを書き綴っていました。

 

今回の準決勝は、グループステージと違い日本も北朝鮮も全力を出して挑んでいましたので、16日の決勝では優勝を目指し、両チームとも文字通り『死力』を尽くしてくる激しい闘いとなりそうです。詳細をご覧になりたい方は、説明欄のURLからどうぞ。

 

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