5月14日からトルコを会場に開幕した、女子のバレーボールネーションズリーグ2024。パリ五輪への切符を掴み取りたい女子日本代表（火の鳥NIPPON）は、予選ラウンド第1週初戦に世界ランク1位で地元・トルコと対戦し、フルセットの末見事勝利となっています。
昨年行なわれた五輪予選を兼ねたW杯において、残念ながらパリ五輪出場権を獲得できなかった女子日本代表。それでも、今大会において五輪出場が決まっている国を除き、世界ランク上位に入れば五輪行きが決まるとあって、現在その中で上から3位の日本に期待の声が…。
しかしこの世界ランクは、上位のチームに勝利すると大きなポイントが加算されますが、逆に下位のチームに敗れると大きくポイントを失うシステムとなっており、上位には勝ち続け、下位には絶対に負けられない…と大きなプレッシャーのかかる大会ともなっています。
そんな緊張感で、完全アウェーの中行なわれたこの日のトルコ戦。第1セットは中盤まで一進一退の攻防が繰り広げられますが、終盤は頼れるキャプテンの古賀紗理那選手の活躍で25-23で先取すると、第2セットも石川真佑選手らの活躍で25-21と嬉しい連取とします。
しかし、第3セットからは世界ランク1位のトルコが意地をみせます。競り合った状態で終盤に差し掛かると、狙い澄ましたスパイクなどで得点をあげ23-25とすると、第4セットには日本が選手交代を多用し対応するも20-25で落としてしまい、試合は最終セットへ…。
🐺 💥 👀
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年5月15日
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両チームのファンの方々が手に汗握る第5セットは、日本のファンの方々からSNSに念がこもった声援が寄せられており、その祈りが通じたか古賀選手のサービスエースや石川選手の高さのある攻防で競り勝ち、15-11で初戦から世界女王を破るという嬉しい勝利となりました。
この試合をご覧になっていた日本のファンの方々からは、
「日本女子が女王トルコに勝ったよー♪
この世界ランク1位からの勝ちはデカすぎる！」
「あのトルコにフルセットで勝利だ！
これで五輪出場に近づいたね♪」
などの歓喜と称賛の声が続々と寄せられていました。
この日本による衝撃は、バレー専門メディアのVolleyball Worldによっても報じられており、公式SNSで「日本は5セットにわたる壮絶なマラソンマッチでトルコを圧倒し、今回のネーションズリーグでの非常に貴重で重要な勝利となった！」と最後の得点シーン付きで速報。
JAPAN 🇯🇵 STUN #1 RANKED TÜRKIYE 🇹🇷!
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年5月15日
A very important win for 🇯🇵 as they stun 🇹🇷 in an epic 5 set marathon match at the #VNL2024.
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また、公式サイトでは「ファンタスティックな古賀は日本を鼓舞した‼︎」とのタイトルで、31ポイントもの大量得点で日本の勝利を支えたことを報じると、世界中の方々から「よくやったジャポン！」、「君たちなら勝てると信じてた！」などの声も寄せられていました。
この勝利により世界ランクが8位に浮上した日本は、続く日本時間16日23時からの第2戦で世界ランク21位のブルガリアと対戦することとなっており、ここでの勝利も期待されています。
