バレーボールネーションズリーグ2024の予選ラウンド初戦において、世界ランク6位のアルゼンチンと対戦した4位の男子日本代表(龍神NIPPON)。第1セットを奪われるも、会場からの日本への大声援もあり、3-1で勝利した日本に歓喜の声が続々と寄せられています。
ブラジル・リオデジャネイロで開幕した今大会の予選ラウンド第1週。石川祐希選手と髙橋藍選手のエース2選手が第2週からの参戦となる日本ですが、今大会の戦績がパリ五輪のプール分けに影響することもあり、世界ランク的に格下相手には負けられない闘いとなります。
日本時間5月22日朝からは、アルゼンチンとの闘いがスタート。第1セット序盤はアルゼンチンが優勢に進めるも、日本も富田将馬選手の連続サービスエースなどで応戦。先にセットポイントを奪いますが、なんとかパリ行きを決めたいアルゼンチンが意地でこのセットを奪取。
第2セットも一進一退の攻防が続きますが、会場に異変が…。ブラジル会場ということで同じ南米のアルゼンチンの応援が多いかと思いきや、アルゼンチンサーブにブーイングが鳴り、ブラジルの方々が日の丸を手に声援を送ると、これを力に変えた日本が25-22とします。
第3セットも日本のいい流れでゲームが展開しますが、相手の高いブロックに苦戦気味…。しかし、ここぞという時に西田有志選手が強烈なスパイクで決めてくれると、最後は相手に追いつかれそうになるも、絶好調の西田選手が決め25-23 でこのセットもものにします。
第4セットも、日本の強さを象徴するような粘り強いレシーブと、前後左右に変化のある攻撃などで優勢にゲームを進めた日本。その頼もしさに現地で日本を応援する方々も笑顔で声援を送ると、25-19でフィリップ・ブラン監督も思わず笑みがこぼれての勝利に…。
KAI MASATO 🤯!
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年5月21日
In his first major starting role with Japan, the outside hitter scored 17 pts in their 3-1 win 🆚 Argentina 🇦🇷.
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試合後、インタビューに応えた西田選手は「この大会に向け2人がいない準備してきてよかった!去年の10連勝という記録よりも、今年のチームでどこまで勝ち進めるかにフォーカスしていきたい!応援よろしくお願いします!」と力強くコメントしてくれていました。
この会場全員が日本ファンなのではないかという嬉しすぎる初戦勝利に、日本のファンの方々からは
「朝から日本の強さを象徴するようなプレー満載で気持ちのいい勝利でした♪」
「仕事前に試合を終わらせてくれてありがたかった!」
などの喜びの声に加え…
「なんでブラジルの応援めっちゃ日本よりなの?
でもあれが本当ありがたかった❤︎」
「ブラジル開催だけどハイキュー効果?
日本への応援が多くて嬉しいね♪
あの応援がなかったら正直もっと厳しい戦いだったかも…」
などと会場の応援に感謝する声も寄せられていました。
朝から熱い試合と最高の勝利を届けてくれた日本は、日本時間24日5時半からの世界ランク9位のセルビアとの第2戦が控えており、ここでもまるでホームのような会場で勝利を重ねてくれることでしょう。