バレーボールネーションズリーグ2024の予選ラウンド初戦で快勝し、続く世界ランク9位のセルビアと対戦した4位の男子日本代表(龍神NIPPON)。第1セットから相手を圧倒すると、選手交代を多用しながらの安定した勝利に、海外メディアなども大興奮となっています。
初戦アルゼンチン戦では、第1セットを奪われるも日本らしい粘り強いレシーブと多彩な攻撃で翻弄し、見事勝利した日本。この試合後インタビューに応じた西田有志選手は、石川祐希選手と髙橋藍選手というエース不在でも、強い日本であり続ける覚悟を語っていました。
この日の相手・世界ランク9位のセルビアは、世界ランク的に絶対に負けられない試合。ハイキュー効果か、初戦に続きこの日も会場からは『ニッポン‼︎』コールが鳴り響くと、第1セットから西田選手が強力なスパイクやサービスエースで勢いをつけ、25-20で先取します。
会場には日本のユニフォームを着て、日の丸を掲げるブラジルファンの方々が時折配信に映る中、第2セットがスタート。すると前戦も絶好調となっていた甲斐優斗選手のスパイクや、代理キャプテンの山内晶大選手がブロックなどで得点を重ね、このセットも25-16で奪取。
続く第3セットも、選手交代を多用しながらこの日絶好調のブロックでマッチポイントに追い込むと、最後は相手のミスを誘うブロックで25-22と試合を決めた日本。その瞬間すぐに円陣となり勝利を喜ぶと、ブラジルのファンの方々から歓喜の声が送られていました。
その後、インタビューに応じたキャプテン代行の山内選手は「キャプテンとして何か特別なことをしたわけではない。日本にはいい選手やハイジャンパーがいるので!今日は応援ありがとうございました!オブリガード!」と流暢な英語で応えてくれていました。
この勝利に、日本のファンの方々からは
「強い、強すぎる!日本強すぎるよ♪
開幕2連勝本当におめでとう!」
「もっと接戦になるかもと思ってたけど、ストレートって日本強すぎない?」
などの喜びの声が続々と寄せられ、この勝利により世界ランク暫定3位に再浮上した日本。
また、この勝利をいち早く報じてくれていたのが、バレーボール専門メディアのVolleyball World。公式SNSで「前回大会銅メダルの日本は、セルビアを下し第1週無敗をキープだ!」とのコメントとともに、甲斐選手の強烈スパイクや粘り強いレシーブなどを動画で紹介。
また公式サイトでも、この試合のいいとこ取りとなっているハイライト動画が投稿されると、世界中のファンの方々から
「日本のチームワークはクールだ!」
「最高の勝利をありがとう日本!
このまま連勝を続けてくれ!」
などの声が世界中から寄せられていました。
この約20時間後となる日本時間25日2時からは、世界ランク10位のキューバとの第3戦が控えている日本。きっとファンの方々の声援に応え、開幕3連勝でファンの方々を笑顔にしてくれることでしょう。