バレーボールネーションズリーグ2024福岡予選ラウンド最終戦において、世界ランク6位のスロベニアと対戦した5位の男子日本代表。前戦から主力選手を戻し挑んだ日本は3-1で勝利し、スロベニアの無敗記録をストップさせると海外から称賛の声が寄せられています。
前日のポーランド戦では、石川祐希選手がリベロのユニフォームを着用し、Wリベロが登場したことでも大きな話題となっていましたが、0-3でストレート負けを喫していた日本。しかし、次戦に向け外れていた関田誠大選手と高橋健太郎選手の再登録も報じられ期待の声が…。
そんな中スタートしたこの試合の第1セットは、序盤から強烈なサーブや高いブロックなどの応酬で見どころ満載。日本は中盤までリードを許すも、髙橋藍選手のサービスエースから流れを掴むと、終盤まで激しすぎる攻防を制し、25-23でこの大事なセットをものにします。
第2セットはスロベニアが高さを生かし、ブロックで日本の攻撃を抑えると、最後までリードを譲らず19-25でイーブンとします。それでも成長を見せる今の強い日本は、第3セットに関田選手のサービスエースや西田有志選手のスパイクなどで26-24とこのセットを奪取。
第4セットもいい流れのまま日本のリードから始まると、この試合も絶好調の西田選手や、要所で活躍していたミドルの山内晶大選手のスパイクなどで得点を重ねると、最後も西田選手が今大会無敗記録を伸ばしていたスロベニアに引導を渡し、25-21で見事勝利した日本。
この試合後、西田選手はインタビューに対し「今日はそこそこでした。まだまだやれます!チームが勝ってよかったし、タフな試合を勝ち抜けたことが良かった」と謙虚めに語っていましたが、今の強い日本が世界の頂を目指していることが分かる言葉となっていました。
この勝利に、日本のファンの方々からは
「スロベニアには絶対勝ちたかったと思う!
そんな相手に勝ち切れた日本が強すぎた!」
「唯一全勝でフランス、ポーランド、ブラジルを撃破するスロベニアに本来の力で勝ったのは誇らしい!」
などの声が続々と寄せられていました。
#ネーションズリーグ 2024予選ラウンド第8戦、#バレーボール男子日本代表 はスロベニアにセットカウント3-1で勝利し、通算成績を6勝2敗としました。
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2024年6月8日
次戦は日本時間6月18日(火)21:30からのカナダ戦です。
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今大会強豪を次々と破り、連勝街道を走っていたスロベニアを日本が破ったことに驚いた海外メディアのVolleyball Worldは、公式SNSで「なんと日本がスロベニアの無敗記録を終わらせた!スロベニアを4セットで仕留め、日本は第2週を6勝2敗で終えた!」と称賛すると…
JAPAN ENDS SLOVENIA’S UNDEFEATED RUN 🤯‼️
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年6月8日
Japan 🇯🇵 stops Slovenia’s winning streak in 4 sets and ends week 2 with a 6-2 record 🔥.
📺 Watch the matches on https://t.co/dg4UbB7IlN
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🏐 #Volleyball #VNLFukuoka pic.twitter.com/WBthROb7SB
公式サイトでも、「日本のセッター・マサヒロ セキタが活躍中!」との大きな写真とともに、日本がスロベニアの連勝をストップさせ世界中のファンを喜ばせたことや、大会3位に上昇したこと、エキサイティングな試合で西田選手が躍動していたことなどを称賛していました。
そんな日本は続くフィリピン・マニララウンドに向け休息と移動を経て、日本時間18日20時から世界ランク12位のカナダと対戦することとなっており、昨年大会同様ホームのような会場で躍動してくれることでしょう。