アジア王者としてパリ五輪に挑むU-23日本代表。FIFAは、1968年のメキシコ大会以来となるメダル獲得を狙うU-23日本代表を特集すると、過去大会の様子やチームの戦歴などとともに「パリでメダル候補の一角となるだろう…」などと称し、期待感を露わにしています。
パリで闘うメンバーが発表されたサッカーU-23男子日本代表。OA (オーバーエイジ)枠の選出はなく、予選で活躍した松木玖生選手は移籍の可能性があるため不選出となっていましたが、大岩剛監督は「今現在招集可能な最高の18名を招集した!」と自信をみせています。
🔹U-23日本代表🔹
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) 2024年7月3日
⚽️メンバー発表⚽️
第33回 #オリンピック 競技大会(2024/パリ)
𝗚𝗞
1 #小久保玲央ブライアン ベンフィカ🇵🇹
12 #野澤大志ブランドン FC東京🇯🇵
𝗗𝗙
16 #大畑歩夢 浦和レッズ🇯🇵
3 #西尾隆矢 セレッソ大阪🇯🇵
5 #木村誠二 サガン鳥栖🇯🇵
2 #半田陸 ガンバ大阪🇯🇵
4 #関根大輝… pic.twitter.com/cN76lEd2d3
そんなアジア王者としてパリ五輪に挑む日本を、FIFAが「2度目のメダル獲得へ挑戦続ける日本」と題した特集記事を公式サイトに投稿。
冒頭に、日本が五輪初得点をあげ勝利した「ベルリンの奇跡」と呼ばれる1936年のベルリン大会での活躍と、五輪で銅メダルを獲得した1968年のメキシコ大会を紹介。これらの活躍をみせたチームは、JFAの殿堂入りを果たしたチームとなっており、伝説となっていることを記述。つまり、そんなメキシコ大会以来となるメダル獲得となると、現在のU-23日本代表も殿堂入りする可能性が高いのです。
その偉業から半世紀以上を経て、日本は8大会連続の出場となる五輪に臨むこととなっており、これはパリ五輪に出場する他のどのチームも及ばない最長記録に…。通算12度目の五輪出場を上回る国は、イタリア、アメリカ、ブラジル、フランス、エジプトしか存在しないのです。
そんなチームを率いてここまで辿り着いた大岩監督の、予選となるU-23アジアカップでの印象的な采配ぶり、そしてそこでの決勝ではアジアの強豪・ウズベキスタンを相手に、見事1-0で勝利を飾っていたことなどを称える記事となっています。
そんなチームの特徴として、『創造性とスピードを備えた両ウイング』、『攻撃志向のサイドバック』、『ゴール前にも確かなオプションが豊富』と紹介しており、まだメンバー発表前の記事ということで、3人のOA枠の活用にも期待することなどが記されていました。
2012年のロンドン大会と前回の東京大会でも準決勝進出を果たしていた日本ですが、メダル獲得にはあと一歩及ばずという悔しい結果に…。それでも着実に力をつけつつある日本を「日本はメダル候補の一角となることが予想される」と称し、記事をまとめていました。
そんなFIFAも大注目の日本は、予選でグループDに入りパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦することとなっており、まずは無条件で決勝トーナメントに進める上位2位以上を目指すこととなっています。