韓国招待試合初戦において、韓国Aチームを下すという幸先の良いスタートを切ったバレーボール男子日本代表Bチーム。7月15日の2戦目オーストラリア戦でも、高さのあるオーストラリア相手に粘り強く攻め続け勝利すると、国内外から称賛の声が寄せられています。
前日の韓国戦では、高さのある攻撃に加え息の合ったブロック、そして7人目の選手とも言える審判の不可解な『韓国の笛』に苦しめられながらも、パリ五輪に向け準備を進めるA代表に負けず劣らずの粘り強さをみせ、2セット連取されながらも大逆転劇を披露した日本。
インターバルなしの4日連続の試合となっている日本は、この日の2戦目に高さで勝るオーストラリアと対戦。前日と打って変わって静かな会場となったこの試合ですが、互いの熱心なファンの方々からの応援がよく響く中、熱い闘いがスタートしていました。
第1セット序盤から、高さで勝るオーストラリアのブロックなどに苦しめられた日本ですが、前戦から修正されたブロックで守ると、攻撃ではミドルやバック、そしてブロックアウトなど多彩な攻撃で攻め続け、最後は高橋慶帆選手がスパイクを決め25-18で先取します。
第2セットも高橋選手の打点の高いスパイクからスタートさせた日本ですが、パワフルなオーストラリアのサーブやブロックに苦戦…。それでも西本圭吾選手のブロックなどで流れを引き寄せ7連続ポイントで逆転に成功すると、一進一退の攻防を26-24で制し2連取した日本。
第3セットも競り合う展開となりますが、この日の日本は守りも攻撃も粘り強く、高いオーストラリアの攻撃に対し、最後の最後までブロックを飛び、相手の隙をつくようなスパイクを打ち続け25-22とストレート勝利を飾ると、最高の笑顔を見せてくれていた日本の選手たち。
この日本の勝利をご覧になっていたファンの方々からは、
「日本Bチームもすごいじゃん!
どんどん調子を上げてってるね♪」
「韓国に続きオーストラリア撃破だ!
選手の皆さんお疲れ様でした♪」
など喜びや称賛の声が、SNSなどに続々と寄せられていました。
また、主催する韓国の大韓バレーボール協会SNSから日本がオーストラリア相手にストレート勝利したことを報じる投稿があると、海外ファンの方々から
「よくやったRJP(龍神ジャパン)♪」
「おめでとうございます♪
龍神の優勝を期待しています❤︎」
などの声が…。
現在フランスで調整中のA代表のここ数年の人気の高まりから、Bチームを応援する海外ファンの方々も増加中となっているようで、この日も日本の国旗を会場で振るファンの方々の姿も、中継してくれていたKBSN SportsのYouTubeライブ配信に映されていました。
開幕2連勝と波に乗る日本は、16日19時から今大会の最大山場となるであろう中国との一戦が控えており、ここでどのような試合を魅せてくれるのか、ファンの方々の期待が高まっています。