U-20女子W杯で優勝を狙うU-20女子日本代表・ヤングなでしこと、大会初出場のオーストリアの試合を前にAFCがプレビュー記事を投稿。またオーストリアサッカー協会からも高テンション記事が投稿されており、日本へのリスペクト発言のオンパレードとなっています。
日本時間9月8日午前段階で、6組中4つのグループで試合が終了。開催国コロンビアを始め、女子も力をつけるブラジル、そして前回大会優勝のスペイン、さらにドイツと大きな波乱もなく首位通過を決めており、これにより日本のラウンド16での相手も見えてきています。
https://www.fifa.com/ja/tournaments/womens/u20womensworldcup/colombia-2024
現在グループEで首位となっている日本は、このままオーストリアとのグループ最終戦に勝利し首位通過となれば、グループD2位通過のナイジェリアとラウンド16で対戦。しかし万が一敗北し2位通過となると、グループF首位と当たることになりその相手は北朝鮮が濃厚に…。
そんな次戦以降に大きく関わる日本のグループ最終戦について、AFCが気合の入ったプレビュー記事を投稿。すでにラウンド16進出を決めていることを述べた上で、「日本は2018年のように優勝するだろう!」、「強力な日本はトップ通過を決めるだろう!」などと宣言。
これまで以上に勝利への期待がこもった投稿があると、ラウンド16進出を決めお祭り騒ぎとなっているオーストリアサッカー協会からも投稿が…。「ヤングナデシコとの決闘は、グループ首位を決める直接の決闘だ!」との言葉からスタートする記事の大半は日本へのリスペクト。
「ジャポンは非常に美しく優れたサッカーをし、多くのゴールを決める非常に強い相手だ!」、「彼女たちは常に迅速かつ安全にプレーし勝利をもぎ取る!」などと称賛した上で、そんな日本に胸を借りるつもりでグループ最終戦を楽しみたい旨を語っています。
また、ラウンド16へ進出することが一つの目標であったオーストリアとは異なり、「優勝するためにここに来た!」と断言する狩野倫久監督は、すでに次のステージを見据えていることも記述。グループ初戦から決勝戦までを見据え、ターンオーバーと勝利に向けた戦術やメンバー編成をしてきた日本とは異なり、オーストリアのマルクス・ハックル監督は「我々の強さを証明するために、グループステージの後にどのチームが来るかは今のところ問題ではなく、焦点は明らかに日本との決闘にある!」とプライドをかけた死闘を申し込んでいました。
しかしオーストリア協会としては待ちきれないのか、日本時間7日段階でラウンド16で対戦する可能性のあったナイジェリアや韓国、ベネズエラ、北朝鮮、オランダの名前を挙げ期待を膨らませた一方、公式SNSでは選手たちのクールダウン画像とともに平常心も見せていました。
„Cool down“ mit Sarah Gutmann vor dem heißen Showdown mit Japan morgen Abend 🧊🇦🇹🇯🇵#GemeinsamÖSTERREICH #PictureOfTheDay pic.twitter.com/yfYo2qSPxH
— ÖFB - oefb.at (@oefb1904) 2024年9月7日
日本のサポーターやファンの方々からも、「グループ首位通過なら準々決勝でスペイン、2位なら間違いなく北朝鮮が来るだろう…どちらにしても厳しいな…」など次を見据え頭を悩ませる声が寄せられています。