2026年W杯アジア最終予選第2戦に、初戦を勝利で飾り勢いに乗るバーレーンと対戦するサッカー日本代表・SAMURAI BLUE。海外からも注目を集めるこの試合を前に、AFCや海外メディアなどの間で予想合戦が勃発しており、スタメン予想についても言及されています。
FIFAランク的に上位のオーストラリアを1-0で下すという歴史的勝利にわき、続く日本戦に向けても過去に勝利した輝かしい瞬間をもう一度…と夢見るバーレーン。アジアサッカーにも精通するドラガン・タライッチ監督は、ホームで開催されるこの試合の前日会見の中で…
「私は息子（選手）たちと一緒に最高のアウェー戦に向け準備を進めており、最高のプレーを見せることを約束する。私は楽観的だが現実的でもある。サッカーのいちコーチとして、目の前の全ての試合で勝利をしたいが、明日の相手・日本は尊敬すべき強敵なのだ！確かに彼らは、我々のグループにおいてオーストラリアとともにW杯出場常連チームではあるが、明日は勝利するために戦うことを誓い、最善を尽くす。しかし引き分けで得られる勝ち点1であっても、それは素晴らしいことだ！」と日本へのリスペクトを忘れず善戦を宣言。
対する森保一監督も、「長距離移動をした上で時差や気候に適応しなければならなかったが、選手たちはトレーニングを本当によくやっている。非常に厳しい試合になるだろうが、十分に準備をし我々は勝利のために闘う！」と勝利に向け力強いコメントをした一方、「新監督のもと、非常に良いチームであることはすでに知っていたが、前戦で非常に良好な体調を示し、戦術的にも技術的にも良い試合をした。それだけバーレーンというチームは、良い試合をする強さと可能性をもっている…」と相手に敬意を払い互いの健闘を語りました。
また、バーレーンは赤、日本は青と着用するユニフォームが提示されたこの会見には、バーレーンメディアも多く集まってきており、この中でこの試合で地元・バーレーンを応援する人々はもれなく無料で入場できることも報じられ、完全アウェーが予想されていました。
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そんなグループCの熱い戦いを前に、AFCからもプレビュー記事が投稿。タライッチ監督がオーストラリア戦において歴史的勝利に導いたことなどで、両チームが初戦勝利していたこと、バーレーンは過去13試合で日本を2度しか破っていないことなどを押さえた上で日本について、「森保ヘッドコーチは、6人の選手が得点に絡んだ中国戦の素晴らしいパフォーマンスから、先発メンバーを大きく変えることはないだろう…」とスタメンへの大きな変更なしに言及。それほどバーレーンは気の抜けない相手であることを暗に示していました。
これまでの勝率から、海外大手ブックメーカーの間では、日本の勝利が1.25なのに対し、バーレーンの勝利は12.5と大きな開きがあるようですが、森保監督の語るように油断はできない相手なのは確かなようです。
