U-20女子W杯のグループステージを、3戦全勝の首位で突破したU-20女子日本代表・ヤングなでしこ。その実力の高さはもちろん、相手をリスペクトする行動に海外から称賛の声が集まる一方、次戦ラウンド16の相手であるナイジェリアからは困惑の声も寄せられています。
標高2600mを超えるコロンビア・ボゴタの会場で行なわれたグループステージ最終戦。その過酷な環境を感じさせないほど精度の高いパスをつなぎ、オーストリアゴールを襲った日本は、この試合のプレイヤーオブザマッチにも選ばれた土方麻椰選手の2得点で見事勝利。
🔹U-20日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年9月9日
【2024.9.9 Match Report✍️】
『FIFA U-20女子 #ワールドカップ コロンビア2024』第3戦 U‐20オーストリア女子代表に2-0のクリーンシートでグループステージを首位通過💪… pic.twitter.com/5IjFhzoxKX
AFCからも、「日本はオーストリアを破り完璧なグループステージ突破だ!」とのタイトルの記事で土方選手をはじめ、幾度となくチャンスを作った日本の華麗なパスワークなどを絶賛。相手GKは何度も凌ぐも、その猛攻に耐えきれなかったことを書き綴っていました。
またFIFAからも、2ゴールを決めた土方選手を称賛しながらも、松窪真心選手や佐々木里緒選手らの果敢なシュートも絶賛。そんな3戦全勝でグループを戦い抜いた日本は、続くラウンド16でナイジェリアと対戦することを報じ、その試合にも期待を寄せていました。
そんなFIFAから、公式SNSにこの試合の中で起こった日本の素敵なシーンが投稿。それは松窪選手が放ったシュートを相手GKがジャンピングセーブした際、松窪選手が歩み寄りグータッチを求めていたもので、この相手をリスペクトする動画は世界中の方々の間で話題に…。
Respect. 🤜🤛 #U20WWC
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年9月9日
また今大会開幕直前に、ケガのためチームを残念ながら離脱していた久保田真生選手の12番のユニフォームを掲げ、試合後にサポーターの方々に深々と感謝の礼をする選手たちの動画も投稿されるなど、サッカーの実力が高いだけでなくその善行にも心を鷲掴みにされたFIFA。
怪我により戦列を離れた #久保田真生 選手#⃣1⃣2⃣
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) 2024年9月9日
チームは #U20WWC 決勝トーナメントへ🇯🇵🔥
この投稿をご覧になった世界中の方々からは、
「なんて素晴らしいんだ!互いに敬意を払ってプレーしている‼︎」
「負傷離脱の久保田真生選手のユニを掲げてる!素晴らしいチームだなぁ♪」
など称賛の声が続々と寄せられ、強く美しいヤングなでしこに惹かれていました。
そんな世界中の方々を虜にしている日本ですが、ラウンド16で対戦するナイジェリアからは違った反応が…。あるナイジェリアメディアは「今大会支配力のあるチームの一つ」、「防御と攻撃の両方を備えたバランスのとれたチーム」と手強い相手であることを紹介し、「しかしファルコネッツにとって逆境は不慣れではない!厳しい試練になることは間違いないが、自信と落ち着きを保ち全てのチャンスを活かさなければいけない…それだけ最高の相手なのだ…」と自身らの力以上のものを味方につける必要があることを熱弁していました。
そんなヤングなでしこをはじめ、ラウンド16に進出したチームが勢揃いした対戦表がFIFAから示されると、海外ファンの方々から早速予想合戦が行なわれており、それによると日本の次の相手はスペインとなっていました。
The path to the #U20WWC Final is set. 🔐
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年9月9日
Who are you backing to make it all the way? 🏆