U-17女子W杯2024がドミニカ共和国で開催されるのを前に、FIFAから各予選で活躍した注目選手たちが紹介されており、4大会ぶりの優勝を狙うU-17女子日本代表・リトルなでしこからは、キャプテンとしてチームの中心となり躍動した眞城美春選手が選出されています。
今大会に出場する各国のサッカー連盟などから、次々と合宿やトレーニングマッチの様子が報じられ、サポーターやファンの方々からの期待が日に日に高まる中、FIFAから「各大陸予選で活躍したFIFA U-17女子W杯の注目選手」と題して、出場16チームの注目選手が紹介。
「大会開幕まであとわずか！16の参加チームはカリブ海の大舞台に向けて準備の仕上げに取り掛かっている。今大会は、若きフットボーラーたちが世界の観戦者たちに向けて、名前を知らしめる素晴らしいショーケースとなる。どの選手が飛躍を遂げてスターになるのかは誰にも分からないが、各チームの予選の戦いを通して、輝きを放つ予感を垣間見せた選手たちがいる！彼女たちにとって今回のU-17女子W杯は、世界に広く知られる機会となるかもしれない！」と期待を込めた言葉で紹介された選手たちは、まさに各チームの超エース級。
日本と同じグループCからは、予選でハットトリックを達成するなどチームを牽引し、10年ぶりの大会出場に導いたザンビアのナムテ・チレシェ選手や、絶品のファーストタッチを駆使し、彼女なしでは今大会出場はなかったとされるポーランドのヴェロニカ・アラスニェヴィチ選手。
そしてブラジルからは、15歳という若さで南米予選の大会最優秀選手にも選出され、ハットトリックをするなど得点王にも輝いたジョヴァンナ・ヴァクスマン選手が選出。どちらかというとFW選手が多く選ばれている印象ですが、日本からはもちろん眞城選手が選出。
「アジア予選では準優勝に終わった日本だが、ベストプレイヤー賞に輝いた2022年のインド大会にも出場していた眞城！日本の最初の2試合でいずれもゴールを挙げ、さらに中国を破った準決勝でも2点を加えた！北朝鮮に0-1で敗れた決勝でも優れたゲームメイク能力を披露し幾度ものチャンスを生み出していた！」として高い得点能力に加え、縦への突破力のあるドリブルを武器に、周りの選手たちを上手く生かしながらチャンスメイクしていたことが評価。今大会でも、日本の中心選手となることは間違いないというのがFIFAの読みでしょう。
さらに、日本同様今大会優勝候補の一角とされているスペインからは、予選で驚異の17ゴールを記録し、得点王およびベストプレイヤー賞を受賞したアルバ・セラート選手。そして日本のライバル・北朝鮮からは、先日のU-20W杯でも日本を苦しめたチェ・イルソン選手が選出。
まさに超エース級の面々ですが、チームとしての組織力も高いリトルなでしこには、アジアカップで日替わりヒロインが現れるような将来有望選手ばかりとなっていることもあり、世界に多くの名が轟くことでしょう。
