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【ジュニアGP無錫 さらあつFD・女子FS】「祝アミーゴ優勝&ファイナル進出‼︎」中井選手のケガを乗り越えての快挙に歓喜の声♪

 

フィギュアスケートジュニアGP第7戦中国・無錫大会の競技最終日となった、日本時間10月12日。4位発進のさらあつカップルがミスがありながらも素敵な演技を披露すると、ケガを乗り越え優勝&ファイナル進出となった中井亜美選手に歓喜の声が寄せられています。

 

 

前日の男子FSで見事な演技とファイナル進出を決めた中田璃士選手に続き、この日はSPワンツー発進となり、互いに2位以上ならファイナル行きが決まる中井選手と髙木謠選手、そして競技初日のRDで会場を沸かせた岸本彩良選手と田村篤彦選手のさらあつが奮闘しました。

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まずアイスダンスRDのスパイダーマンで、持ち味のスピード感と圧倒的ユニゾンをみせてくれていたさらあつが登場。3位とは僅差となっていたので表彰台乗りへの緊張もあったのか、ツイズルとリフトにミスがあり思うように点数を伸ばすことができません。それでも持ち前のダイナミックかつ高い柔軟性で、観ている方々を魅了した2人はこのFDで7位となる81.38点が与えられ、総合139.97点で最終6位となっていました。そんな2人にはファンの方々から、シニアでの健やかな成長が祈られていました。

 

続く女子FSでは、SP2位通過でファイナル進出への期待が重くのしかかっていた髙木選手が登場。この前にはライバルたちが好演を見せる中スタートした髙木選手は、冒頭のコンボで3回転2本から3回転2回転と安全策を取りますが、後半の3回転ルッツでまさかの転倒が…。そして最後の3連も決め切ることができずにいましたが、それでも卓越した表現と最高のコレオで魅せた髙木選手。総合185.45点で5位とファイナル進出とはなりませんでしたが、その美しく魅了するスケートに、ファンの方々から今後への期待の声が寄せられていました。

 

そして緊張感高まる中、最終滑走に登場した首位通過の中井選手は圧巻の演技を披露。昨シーズン腰の痛みと闘ってきた中井選手は、冒頭にまさかのトリプルアクセルと3回転トウループのコンボで挑み成功させると、続くトリプルアクセルも見事成功させ驚かせます。その後もノーミスで最高の演技を披露した中井選手は、フィニッシュ後ガッツポーズで嬉しさを爆発。総合204.88点で文句なしの優勝でファイナル行きを決めると、ISUからは「アミナカイのFSは、ジュニアGPの最後を飾るに相応しい感動的な演技だった!」との絶賛投稿が…。

 

続けて中井選手のファイナル決定に、「アミは無錫での見事な演技の後、すでにグルノーブルでのファイナルに向けて準備を整えている!氷上でさらなる魔法をかける準備が今から始まり、決勝戦でも彼女は輝き続けるのでしょうか?」と演技やインタビュー動画を投稿。

 

 

その後の表彰式では、昨シーズンの悔しさを晴らすような笑顔でメダルを手にした中井選手。すでにファイナル行きを決めていた島田麻央選手と和田薫子選手とともに、ファイナルでも輝いてくれることでしょう。

 

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