スポーツ談話室【Sports Lounge】

日本のスポーツを応援📣(フィギュアスケート多め…)

【ジュニアGP無錫 女子SP・男子FS】「チームジャパン全員がメダルを…♪」中田選手の完全優勝&女子ワンツー発進に歓喜と期待の声❤︎

 

ファイナル進出をかけた熱い闘いが繰り広げられている、フィギュアスケートジュニアGP第7戦中国・無錫大会の競技2日目。女子ではファイナル進出のかかる中井亜美選手と髙木謠選手がワンツー発進となると、男子では中田璃士選手が優勝しファイナル行きを確定しました。

 

 

初日にはさらあつカップルが表彰台圏内の4位と好発進すると、男子SPでは昨シーズンファイナル覇者である中田選手が、自己ベストを更新する会心の演技で首位発進。そしてこの日登場の中井選手と髙木選手も、ファイナル進出がかかるという目が離せない展開に…。

youtu.be

 

この日最初に華麗な演技を披露してくれたのは、34選手中4番滑走に登場した中井選手。前戦のアンカラ大会ではFS冒頭のトリプルアクセルで転倒し2位となっていましたが、ケガを乗り越え強くなって帰ってきた中井選手は、緩急が目を引く強く美しい演技を披露。どちらかというと溌剌としたイメージの昨シーズンから一転、大人びた表現で観ている方々を虜にすると、冒頭の華麗なダブルアクセルなどジャンプを次々成功。この演技でベストに近い68.66点を叩き出すと、漬物の国代表として最後まで漬物石(首位)となっていました。

 

そして19番滑走に登場した、バンコク大会で2位となっていた髙木選手も素晴らしい演技を披露。冒頭のコンボで一気に勢いに乗ると、持ち前の雄大なスケーティングとステップなどで魅せ、こちらもベストにあと僅かという66.03点で、強豪たちを抑え2位となった髙木選手。

この演技に魅了された解説陣はベタ褒めトークで盛り上がり、ISUからも「女子FSは素晴らしいパフォーマンスでいっぱい!特にアミナカイは完璧な演技で観客を魅了し、トップの座を獲得した!」と投稿があるなど、60点台が6選手という激しい展開となっていました。

 

 

そんな女子の最高のスタートに負けられないと、続く男子FSの最終滑走には2位以上でファイナル進出で首位通過の中田選手が奮起。SPで自己ベストを叩き出した勢いそのままに冒頭の4回転トウループを完璧に決めると、全力で演じきり最後はリンクに横たわった中田選手。昨シーズンのファイナル覇者としての貫禄すら感じさせるこの演技で、総合233.53点と圧巻の優勝を飾りました。

 

これにはISUも驚き「男子FSは最後を飾るに相応しい感動的なものだった!リオナカタはまたも素晴らしい演技を披露し、金メダル獲得でファイナル決定だ!」と投稿すると、その素晴らしい演技やインタビュー動画とともに「リオはグルノーブルで素晴らしいスキルを披露する準備を整えている。無錫で金メダルを獲得した彼に注目が集まっている!彼は輝きを放ち続けトップの座を獲得できるだろうか? 」と立て続けに投稿していました。

 

その後の表彰式では、父・誠人さんの若かりし日の衣装を身に纏い登場した中田選手は、最高の笑顔で表彰台の頂へ。この結果により男子シングルは日本から中田選手と高橋星名選手がファイナル行きとなっています。

 

youtu.be