初開催となっている女子ACLのグループステージ最終戦で、ベトナム・ホーチミンシティと対戦した日本代表・浦和レッズレディース。ここまで2連勝していた浦和は、守りを固めた相手に2-0で勝利すると、その実力の高さをAFCなどが大絶賛してくれています。
初戦のオディシャFCへの17得点での大勝で話題となると、続く台中藍鯨女子足球隊は直前までスコールという悪天候の中での勝利。泥んこサッカーでも話題となっていますが、チームを率いる楠瀬直木監督はこの勝利に手応えを感じ、無失点での3連勝を期待していました。
そんな期待を背負い挑んだホーチミンシティ戦。すでにノックアウトステージ進出を決めていた浦和に対し、5-4-1と守りを固め挑んだ相手でしたが、前半25分に遠藤優選手の華麗なドリブルからのパスを受けた島田芽依選手が、こちらも華麗にヒールでゴールに流し込み先制。
Control ➡️ Pass ➡️ Backheel Finish 👏
— AFC Women’s Football (@TheAWCL) 2024年10月12日
🇯🇵 Urawa showing their class 😎#AWCL | #URAvHCM pic.twitter.com/laRKdCrEmZ
後半開始直後にも、塩越柚歩選手のアシストを途中出場の角田楓佳選手が綺麗に決め、2-0とリードした浦和はこのまま勝利。タイトで悪天候もあった中、3試合全てでクリーンシートの21得点という圧倒的強さを見せてくれた、プレ大会の覇者である浦和レッズレディース。
FT | 🇯🇵 Urawa Red Diamonds Ladies 2️⃣-0️⃣ Ho Chi Minh City Women's FC 🇻🇳
— AFC Women’s Football (@TheAWCL) 2024年10月12日
Perfect Urawa secure Group C's 🔝 spot! #AWCL | #URAvHCM pic.twitter.com/PiMLaSAzNy
試合後、楠瀬監督は「無失点で終われたのは非常に良かったが、ミスが多かったので修正して、今回戦った3チームのためにもノックアウトステージで頑張りたい」と語ると、島田選手も「相手の勢いに負けないで試合を進められたのは良かった」と語ってくれています。
AFC WOMEN'S CHAMPIONS LEAGUE 2024/25 GS MD3
— 三菱重工浦和レッズレディース公式 (@REDSLADIES) 2024年10月12日
🆚ホーチミン・シティ 試合後の公式会見の模様と選手のコメントをオフィシャルサイトにアップしました🙂
♦️公式会見https://t.co/31hn86fMVX
♦️選手コメントhttps://t.co/DN8lWI53QF#楠瀬直木監督 #伊藤美紀 選手 #遠藤優 選手 #島田芽依 選手… pic.twitter.com/ghQRLGoDg7
この嬉しい勝利に、サポーターやファンの方々からは
「無失点の3連勝でグループステージを難なく突破♪
気分よく来年のノックアウトステージに臨めるね!」
「全員がゴールに向かい果敢に挑む姿勢はさすが!
今日も素晴らしい試合をありがとう!」
などの歓喜の声が…。
この勝利に、AFCは公式SNSにおいて勝利報告とともに、遠藤選手のドリブルからの島田選手の華麗なヒールゴール動画を投稿し「浦和が実力を発揮した!」との表現でその強さを賞賛。また公式サイトにおいても「浦和はグループCを完璧なまま締め括った!」との見出しで、島田選手や角田選手のゴールなどを称賛し、ホーチミンシティの反撃を抑え続けたことに「浦和は試合終了のホイッスルが鳴るまで相手を寄せ付けず見事な3連勝を飾った!」と絶賛。また、伊藤美紀選手と塩越選手がともに4ゴールで得点ランク2位となったことも発表。
今回グループCの首位通過となった浦和レッズレディースは、来年3月に行なわれるノックアウトステージの準々決勝をホームで開催できるため、これを喜んだ方々からは「準々決勝ホーム開催となるとAWCLユニも追加販売して欲しいな♪」などの声も寄せられていました。
ノックアウトステージに勝ち進んだ8チームの中には、プレ大会で優勝を競った韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズも含まれており、来年3月の準々決勝、そして5月の準決勝と決勝にも大きな注目が集まっています。