スターズオンアイス2023の奥州公演最終日となった4月5日。
「気持ちを込めてしっかり滑りたい!楽しんでいただけたら嬉しい!」
と笑顔を覗かせていた羽生結弦さんは、龍神"ハク様"となって東北の地に降臨し、神秘的な「あの夏へ」の舞を届けてくれていました。
この日も、会場となる奥州市総合体育館に大勢のファンの方々が全国から駆けつけるとあって、新幹線の臨時列車が運行。
水沢江刺駅直行の新幹線が停まるという珍しい事態に、『撮り鉄』の皆さんまで動き出し、駅までお祭り騒ぎが広がっていました。
恒例となった発声練習のアナウンスも、日に日にスムーズになると、オープニングでの羽生さんも負けてられないと、この日も奮起。
さらさらヘアの羽生さんがライトアップされると、製氷されたてのリンクに美しい跡を付け、華麗に舞い始めました。
少しずつ振り付けを変えるなど、日を追うごとに魅力的になっていく羽生さんのオープニングソロ。
この日も笑顔で楽しそうに演じる羽生さんを観たファンの方々からは、
「今日も素敵だった!大トリのハク様に期待ね!」
といった声が数多く寄せられていました。
期待の高まる中、登場した羽生さんが身につけていた衣装は、白く透け感のある「あの夏へ」のもの。
奥州という東北の地に降り立った龍神"ハク様"に扮した羽生さんは、美しいメロディーに合わせ華麗に舞い始めると、息をするのも忘れてしまったファンの方々。
龍神と化した羽生さんの、圧倒的表現力や巧みなエッジワーク、そしてヒラヒラとした衣装も相舞って、磨きがかかった美しさに、会場のカメラマンも目を奪われたのか、配信用のカメラでも追えない場面があるほどとなっていました。
この演技をご覧になったファンの方々からは、
「『あの夏へ』というプログラムは彼にしか滑れない!彼のハク様は本当に神々しい…」
「奥州って地球上にあるんでしたっけ…?ってくらい幻想的で美しい舞だった…」
などといった称賛の声が続々と寄せられていました。
大阪公演に続き、奥州公演でも3つの異なるプログラムを披露したことについて、奥州公演前の取材に対して
「『違うプログラムも観たい!』という声を受けたいと思って、3つ披露することにしたんです」
とその心境を明かしてくれていた羽生さん。
しかし、翌日から行なわれる横浜公演は4公演が予定されており、ファンの方々からは
「このローテーションでいくと、千秋楽は何を演じてくれるのだろう…?」
と期待混じりのコメントがSNS上に続々と寄せられていました。
そんな期待の横浜公演は、6日が19時開演、7日〜9日は13時開演となっており、移動も含めこれまでの公演の疲れが溜まる頃となっていることもあり、体調を案ずる声も寄せられていました。