連日お祭り騒ぎとなっていたスターズオンアイス2023。
無事最終日を迎えた4月9日には、満員御礼となった会場で「全てを氷上に出し切ろう!」とかけ声をかけた羽生結弦さんが、全力の「阿修羅ちゃん」を演じ、有終の美を飾ってくれました。
3月30日からスタートし、大阪から奥州への移動日を除いて、この日まで毎日開催されていた今公演。
出演スケーターの皆さんは、世界最高峰の演技と素敵な笑顔を届けてくれていましたが、そんなスケーターの中でも、一番の盛り上がりを見せてくれていたのが羽生さん。
大阪公演からこの日まで、初日は競技時代のリベンジを果たし、さらに上手くなっていることを証明する「オペラ座の怪人」。2日目はイケ散らかしたどハマりプロの「阿修羅ちゃん」、そして3日目は龍神・ハク様になり切った「あの夏へ」を披露してくれた羽生さん。
しかし、大楽となる横浜公演最終日は4日目となっており、羽生さんをはじめ、出演スケーターの皆さんがどのプログラムを演じてくれるのか、ドキドキしながらその瞬間を待っていたファンの方々。
全国から大勢のファンの方々が駆けつけた会場は、熱気に包まれていました。
この日のオープニングでは、これまでよりも多めのスマイルで、ファンの方々のハートをがっちり掴んだ羽生さんは、衣装が脱げるのではないかと思うほどの華麗なトウアラビアンを披露。
ファンの方々からは、「千秋楽を飾るに相応しいオープニングだった!」との声も。
そして、最終日も大トリに登場した羽生さんは、ファンの方々の大好物となっていたイケ散らかした「阿修羅ちゃん」の衣装で登場。
時折観客の方々を指差し、手を振ったりウインクしたりする場面も観られ、その瞬間にハートを奪われてしまった会場の方々。
そして、中盤にはリンクに倒れ込みながら、その世界観を存分に披露すると、圧倒的音ハメの華麗なステップで会場からの手拍子を誘うと、最後は滑り込んで力強くフィニッシュ。
その瞬間感極まったのか、羽生さんはしばらく俯き、ファンの方々に深々と頭を下げていました。
リンクから去る際も、華麗なステップや素敵な笑顔を見せ、お決まりとなったズサーで幕の中に…。
フィナーレで再登場した際は、会場を煽るような仕草をすると、4回転トウループでさらに盛り上げ、最後は全力の「ありがとうございました!」を伝えてくれていました。
このファンの方々のハートをがっちり掴んだ羽生さんには、
「羽生さんの阿修羅ちゃんで、盛り上がって終わるの最高だ!」
「羽生さんは、見事に会場の方々、全方向薙ぎ倒されていかれました❤︎」
などといった称賛の声が続々と寄せられていました。
オープニングの華麗な舞や、日替わりソロでのそれぞれの雰囲気でファンの方々を楽しませてくれた羽生さん。
10日間の羽生さん祭りはこれで一旦終了となりますが、今後のアイスショーのために少し休んで欲しいですね。