4月13日から競技がスタートし、チームジャパンは初日終了時点で3位となっていた世界フィギュアスケート国別対抗戦2023。
競技2日目は、ペアのショートプログラムからスタートしており、今シーズン最強のりくりゅうこと、三浦璃来選手と木原龍一選手が5番滑走に登場しました。
前日のオープニングセレモニーでは、兜を被った三浦選手と鳥のおもちゃを手にした木原選手。
かなだいらの応援では、顔にペイントしてマラカスを持って応援したりと声援を送り、チームジャパンの盛り上げ隊員として、その役割をしっかりと担ってくれていました。
そんな2人は、この日の朝から行なわれていた公式練習にジャージで参加。
ショートプログラムの曲かけでは、3回転トウループでミスがあると、直後にしっかりと修正し、いつも通り割り当てられた時間よりも、余裕をもって早めに最終調整を終えていました。
初日の公式練習後には、
「みんなの力になりたいというのが一番強い!」
とその熱い想いを語ってくれていたりくりゅう。お祭り騒ぎとなっている今大会ですが、その雰囲気を味方につけ、楽しみつつも、一切手は抜かないといった気迫をみせてくれていました。
6分間練習時の紹介で、リラックスした笑顔を見せてくれていた2人には、会場からの大歓声と拍手、そして青い応援バナータオルが振られ、日本の応援席も大盛り上がり。
最後は、談笑しながらリンクを周回すると、カメラは2人のしっかり握った手をズームアップしていました。
そんなりくりゅうは、いつものようにしっかりと手を握り、競技としては今シーズン最後となる「You’ll Never Walk Alone」を熱演。
曲とともに幸せと笑顔を振りまきながら演技をスタートさせると、冒頭の高さのあるトリプルツイストリフトを成功。
公式練習でミスがあった3回転トウループも成功させると、最大の見せ場であるスロージャンプも完璧に決め、さらに大きくなった会場からの声援と拍手。
2人はそのまま最高の笑顔でフィニッシュすると、思わずガッツポーズをした2人。
応援席でも、金髪アフロを被った友野選手や富士山を被った佐藤選手が祝福の声を上げ、ブルーノマルコットコーチからも笑顔が飛び出したこの演技には、自己ベストに0.25点及ばないものの80.47点もの高得点が与えられるも、このカテゴリーで2位となっていました。
このりくりゅうの素敵な演技をご覧になったファンの方々からは、
「りくりゅうの、国別でも勢い止まらないのやばすぎる!ほぼ自己ベストじゃん!」
「これぞ頂上決戦!感動をありがとう❤︎」
などといった称賛の声が続々と寄せられていました。
なお、このペア終了時点で11ポイントが加算され、韓国を抜き暫定2位まで順位を伸ばし、首位を走るアメリカとは15ポイント差となっています。