フィギュアスケートのジュニアグランプリシリーズがついに開幕。
第1戦目となるタイ大会の競技が首都バンコクでスタートし、ジュニア世界ランク4位の中井亜美選手が首位通過となるなど日本勢が好発進を見せると、ファンの方々からは期待の声が続々と寄せられています。
シニアよりも先に開幕したジュニアのグランプリシリーズ。
今大会を皮切りに、10月上旬のアルメニア大会まで全7戦でポイントを競い合い、12月に開催されるジュニアグランプリファイナル進出に向け鎬をけずることとなっており、その第1弾として期待されていた今大会。
タイでジュニアグランプリ大会が開催されることは初となっており、会場はまるでお祭り騒ぎのような賑わいに…。時差も日本と2時間しかないため、出場する若き日本勢にとっては移動距離も含め負担は少なく、前日には公式練習で調子の良さを見せてくれていました。
8月24日から行われるジュニアグランプリ タイ大会には#中田璃士 選手#周藤集 選手#中井亜美 選手#髙木謠 選手
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2023年8月23日
が出場します✨
応援よろしくお願いします⛸#JGPFigure #FigureSkating
競技初日に行なわれた女子ショートプログラムには、日本から昨シーズンのクープドプランタンでワンツーフィニッシュを飾った中井選手と、この大会で国際大会デビューを果たした髙木謠選手が出場。11番滑走の髙木選手は、冒頭のコンビで転倒しながらも58.30点で4位通過。
ジュニア2期目にして世界ジュニア選手権で3位となるなど、期待の中井選手は最終滑走として登場。冒頭のダブルアクセルで勢い余って3回転しそうなところを堪え、素晴らしいスケーティングと見事な表現力で、2位に4点差以上つける67.49点で首位通過となっていました。
続く男子ショートプログラムの一番滑走として登場したのは、同じくプランタン杯で3位となっていた周藤集選手。トップという緊張からか冒頭から転倒がありましたが、その後は豊かな表現力で観ている方々を魅了し、58.29点で12位となっていました。
そして、11番滑走に登場した中田璃士選手は「天使と悪魔」の曲にのせ、その世界観を存分に披露。シーズン序盤ながら圧倒的表現力をみせ、細かなミスがありながらも75.28点で3位通過となると、ファンの方々からはフリーでの挽回が期待されているようでした。
この日本勢の好発進に、
「亜美ちゃん首位発進おめでとう!このまま優勝しちゃって❤︎」
「中田璃士くんのジャンプは安定感抜群で、スピンステップはちょっと取りこぼしあったけど全体的に良い演技でしたね♪」
などといった喜びや期待の声が続々と寄せられていました。
また今大会の様子は、大会の公式YouTubeでライブ配信されているのですが、タイ初のジュニアグランプリ大会ということもあってか、途中何度か固まるなど不具合もあり「大会自体はフェスみたいなノリでいいんだけど、ライストは残念…」などの声も寄せられていました。
そんな若き日本勢の続くフリーは、女子が日本時間25日18時50分から、男子は26日16時半からとなっており、各カテゴリー競技終了後に表彰式が行なわれることとなっています。