バレーボールネーションズリーグ2024の予選を終え、ファイナルラウンドの地・ポーランドに入国した男子日本代表(龍神NIPPON)。その数時間後には、世界ランクをもとにしたパリ五輪1次リーグの組み合わせ抽選が行なわれ、日本と同組国から反応が寄せられています。
ネーションズリーグ予選ラウンドを9勝3敗とし、大会4位でファイナルラウンドを迎えている日本。日本時間28日0時から行なわれるカナダ戦まで移動などであまり時間はありませんが、選手たちは自分たちの身体と相談しながら、調整を進める様子が報じられていました。
そんな数時間後には、同じ会場でパリ五輪1次リーグの組み合わせ抽選が行なわれ、世界ランク2位として、1位のポーランド、そして開催国のフランスとともに第1ポットとなっていた日本はプールCで、アメリカ、アルゼンチン、ドイツと闘うことが決まりました。
HERE YOU GO 🤯!
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年6月26日
The 3 pools for men’s indoor #volleyball at the 2024 Olympics in @Paris2024 🤩.
THOUGHTS? 🤔 pic.twitter.com/nLzhloKu6i
この様子をいち早く伝えてくれた海外メディアのVolleyball Worldは、公式SNSで「パリ五輪のバレーボール男子の3つのプール分けが決まった!これをみんなはどう思う?」とのコメントとともにプール分け画像を添付すると、世界中の方々が予想合戦に参戦していました。
この組み合わせに対し、日本のファンの方々からは
「日本としては最良でも最悪でもなく…という感じだな!」
「アルゼンチン、ドイツには勝てるとして、問題は主力が戻ってくるアメリカだろうね…」
などの声が続々と寄せられており、緊張が高まっているようでした。
これに対し、1次リーグで日本と対戦することとなった国のバレーボール協会やファンの方々からも反応が続々と寄せられています。
アルゼンチンバレーボール協会は公式サイトで、「これが我々アルゼンチンのパリ2024のライバルたちだ!」とのタイトルで、プールCを紹介すると、公式SNSには「アメリカとドイツに勝てる可能性はあるが、ここで日本かよ…」、「メダル候補の日本が最も難敵になるだろうな…」などとファンの方々から嘆きの声が寄せられていましたが、それでも予選突破を願う声も寄せられていました。
#Paris2024 ¡Argentina es parte del Grupo C y jugará contra Japón, Alemania y Estados Unidos!
— Voleibol Argentino (@Voley_FeVA) 2024年6月26日
ℹ️ Los 12 equipos fueron repartidos en 3 grupos y avanzarán a cuartos los 2 mejores de cada zona y a ellos se sumarán los 2 mejores terceros#VamosArgentina
🌐https://t.co/7LKE3Vrrwr pic.twitter.com/PgD7rH1UHW
また、ドイツバレーボール協会も「ドイツはチャレンジングなグループに入った」とのタイトルで対戦国を紹介すると、「日本は多彩なプレーを持ち合わせている。非常に守備的で、非常に速くプレーする彼らに対して勝利するのは容易ではない…」との監督談も掲載。
なお、ネーションズリーグの予選ラウンドで主力を温存していたアメリカからは、27日8時現在協会を通じての報告はないようなのですが、アメリカメディアからは日本を最大限警戒するとしながらも、主力を温存してきたことによる爆発力に期待する記事が投稿されていました。
この抽選会の前に、フィリップ・ブラン監督は「世界ランクが2位になり誇りに思うが、だからといって五輪1次リーグが簡単になるわけではない…」と語ってくれていますので、引き締めて臨んでくれることでしょう。