10月16日からドミニカ共和国を会場に開幕するU-17女子W杯。この大会のPRを兼ねてか、リトルなでしこたちへのエールや、この大会の重要性を語る先輩日本女子代表からの言葉をFIFAが投稿し、再び日本が世界一になる可能性についても言及してくれています。
リトルなでしこを率いる白井貞義監督が、「U-17女子アジアカップでは手応えと悔しさ両方を経験した…」と語るように、今大会予選であるアジアカップでは、グループBをトップ通過しながらも、決勝で北朝鮮に1-0で敗れていたリトルなでしこの選手たち。
🎥 HIGHLIGHTS | 🇰🇵 DPR Korea 1️⃣-0️⃣ Japan 🇯🇵
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) 2024年5月19日
DPR Korea clinch the record-equalling 4th crown!
Match Report 🔗 https://t.co/2qj5PJPK7z#U17WAC | #PRKvJPN pic.twitter.com/PizdBX9Ur7
10月から始まる今大会の組み合わせ抽選が先日行なわれ、日本はグループDに入りポーランド、ブラジル、ザンビアと同組と決まると、若き日本代表チームは6月27日まで福島・Jヴィレッジで合宿を行ない、白井監督のもと戦術などの確認をしたものとみられています。
🔹U-17日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年6月23日
\\⚔️対戦チーム決定⚔️//
🏆FIFA U17女子ワールドカップドミニカ共和国2024🏆
ポーランド🇵🇱
ブラジル🇧🇷
ザンビア🇿🇲
🔗https://t.co/FFmMTrmwcf#U17WWC @FIFAWWC#夢への勇気を #U17日本女子代表#jfa #daihyo #nadeshiko #サッカー日本代表 pic.twitter.com/GHvWKBtSxe
そんなこの大会が始まるのを前に、過去大会で鮮烈な国際大会デビューを果たし、その後W杯優勝も経験している先輩なでしこの方の特集をFIFAが投稿。その方とは、昨年現役を引退され、2008年のU-17W杯において「日本の未来のスター」と絶賛された岩渕真奈さん。
From starring at the 2008 #U17WWC to winning the 2011 #FIFAWWC.@buchi_mana looks back on her career with @jfa_nadeshiko. 🇯🇵🤩
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年6月25日
この記事の中で岩渕さんは、「私自身初めての世界大会だった。全てが新鮮で本当に楽しい思い出しかない!結果的にはベスト8で敗れてしまったが、悔しさ以上に楽しいと思い出が上回った。ゴールデンボール受賞については信じられない気持ちだった」と語っており、「MVP受賞を通して、私のことを知ってくれる人が多くなったと思うし、何よりもこの世界大会に出場して、世界に多くのすごい選手たちがいることを知ることができた。その中でMVPを取れたことは少なからず自信につながった!」と以降の活躍の原点としています。
続いてこれからの若き選手たちに対し、今大会が一つの目標となり、自身のステージを世界へ広げていくきっかけになること、また参加国が増え世界中の選手たちにとってチャンスが広がること、そしてこの大会は自身らの通過点でしかないことを語ってくれています。
そんな岩渕さんも、この大会で躍動し2011年W杯優勝、翌年のロンドン五輪の決勝進出、さらに2015年W杯でも決勝進出となでしこジャパンとして参戦し「相手が格上であっても、粘り強さやチームがもつ不思議な力で勝ち切った」と当時を振り返っています。
そして最後に、今後日本が世界の頂点に返り咲くチャンスがあるか問われると「あると思う!今の日本代表チームの選手たちは、何人も欧州のトップレベルで活躍するようになってきているので、不可能はないと考えている!」と日本女子の成長に自信を覗かせていました。
この投稿はFIFA公式SNSでも発信され、岩渕さんからも紹介されています。そんな先輩なでしこの金言は、若き日本代表の選手たちもきっと届いていることでしょうし、再び世界の頂を目指してくれることでしょう。