能登半島地震から半年、news every.でスペシャルメッセンジャーを務める羽生結弦さんが石川県輪島市を訪問。競技時代から、日本だけでなく世界中の被災地に常に寄り添い続ける羽生さんの優しい姿に、日本のみならず海外からも大きな反響が続々と寄せられています。
5月からのFantasy on Ice 2024 Aツアーで、世界中のファンの方々を魅了した羽生さんでしたが、その後のBツアーに出演せず、新たな単独公演に向け構想を練ったりしているのかと思いきや、6月下旬に能登訪問が報じられると世界中のファンの方々の間で瞬く間に拡散。
【#羽生結弦 さんが能登へ】
— news every. (@ntvnewsevery) 2024年6月25日
来月1日で能登半島地震から半年。
#newsevery.の#スペシャル・メッセンジャー
羽生結弦さんが
石川県輪島市で取材しました。
被災地で聞いた思いを
後日のevery.でお伝えします。 pic.twitter.com/FyL7geyffd
日本のみならず、海外からも大きな注目を集めたこの7月9日の放送で羽生さんは、自身も東日本大震災で被災したことから「能登半島地震の発生時には居てもたってもいられない思いでした…」と当時の思いを語ると、被災した中でも生活が進む輪島中学校を訪問した羽生さん。
突然の羽生さんの訪問に、中学生からは歓声が上がりますが、羽生さんが被災した当時の話をすると、羽生さんの話を真剣に聞き入った生徒の皆さん。突然の出来事に質問にも遠慮があった生徒の皆さんの姿を見て、「好きな食べ物は?とかでもいいんだよ」と優しく語ると、その後次々と羽生さんに質問が寄せられ、あっという間に笑顔の輪が広がっていました。そんな羽生さんが語った自身の被災体験が、輪島の生徒の皆さんにどのように伝わったのか、これから先、大人になった時に大きなものとなって返ってくると思われます。
中学校訪問後は、輪島で有名な朝市跡地を訪れた羽生さん。大きな揺れだけでなく、火災にも見舞われ、今でもその生活の跡がないことに絶句しながらも現実を受け止めていた羽生さんは、朝市でお店を出していた方々の話に耳を傾け、その復興への力強い歩みを感じていました。
そして最後には、輪島の方々の言葉にあった「自分は他の人と比べて大したことないから被災していない…」と遠慮する言葉に対し、「自分もそう感じていたがそんなことはないですよ」と語り、自分に何ができるのか、また訪れたいことを最後にまとめてくれていました。
今回羽生さんが伝えてくれた優しい想いは、日本中だけでなく世界に広く伝わるように、日本テレビニュースの公式YouTubeで配信。羽生さんのファンの方々のみならず、世界中の多くの方々に届いているようで、この羽生さんの姿をご覧になった海外ファンの方々からは…
「彼の行動はなんて素晴らしいんだ!
我が国の政治家たちも彼を見習ってほしいよ♪」
「ユヅはギョーザだけじゃなくてトンカツも好きなんですね❤︎
そういう話題で子ども達を和ませる彼が素敵すぎる❤︎」
などの声が続々と寄せられていました。
そして最後には、この番組恒例となった羽生さんとそらジローとの絡みもあり、この日はなぜかChoo Choo TRAINの決めダンスを踊りファンの方々を笑顔にしてくれていました。