日本時間7月9日夜に、バレーボールのU20アジア選手権の決勝において中国と対戦する日本代表。前回大会チャンピオンの日本と、現世界チャンピオンの中国との一戦を前に、AVCから過去大会などの様子を報じるプレビュー記事が投稿され、大きな注目が集まっています。
大会最終上位4チームには、2025年開催の女子U21世界選手権の出場権が与えられる今大会に、ディフェンディングチャンピオンとして挑んでいる日本。予選ラウンドからタイとの準決勝まで、圧倒的強さで順調に勝ち進んできた日本は、中国同様今大会無敗となっています。
China and Japan set for electrifying final showdown of the 22nd Asian Women's U20 Volleyball Championship in Jiangmen
— Asian Volleyball Confederation (@AsianVolleyball) 2024年7月8日
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そんな日本と中国の準決勝での様子に加え、過去大会などの死闘も報じる記事がAVCから公式サイトに投稿。「日本と中国が第22回大会の感動的な決勝戦に臨む!」とのタイトルで報じられたこの記事では、2年前のカザフスタンでの前回大会同様の準決勝カードとなったこと、過去21回大会のうち、日本と中国が決勝戦で対戦したのは12回。その過去の決勝戦では中国が7回タイトルを獲得したのに対し、日本は残りの5回の獲得にとどまっており、これらを合わせてこれまで中国は12回、日本は7回のタイトル獲得に成功していることを報じています。
今回が13回目となるアジア頂上決戦を前に行なわれた準決勝では、高さを生かした攻撃をする中国に韓国は苦戦…。それでも2セットを取られた後に韓国は粘り強い守りから流れを作ると、第3セットで巻き返し第4セットも粘りましたが、力およばず3-1で勝利した中国。
China through to 22nd Asian Women's U20 Championship final with 3-1 win against Korea
— Asian Volleyball Confederation (@AsianVolleyball) 2024年7月8日
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対する日本は、高さでアドバンテージがないタイに対しスピードと多彩な攻撃を披露。タイも日本と似たスタイルで粘り強い守りを見せますが、韓国戦でも見せた左右だけでなく前後も多用するシステムに困惑し、日本は3-0と危なげない試合展開を見せてくれていました。
Unbeaten Japan outperform Thailand to storm into final showdown of the 22nd Asian Women's U20 Championship
— Asian Volleyball Confederation (@AsianVolleyball) 2024年7月8日
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中国の高さとパワーのある攻撃を、日本がどれだけ守りきり自分たちのペースに持ち込めるか。また、日本のスピードのある多彩な攻撃が、どこまで中国のブロックをすり抜け得点に繋げることができるのかが見どころであるような、決勝のプレビューとなっていました。
また日本は、ここまで2次ラウンド最終の韓国戦での1セットしか落としていないこと、平均身長は高くないながらも、強力なアウトサイドヒッターの秋本美空選手をはじめ、前回大会MVPを受賞した上村杏菜選手らが得点を量産し続けてきたことを称賛していました。
そして最後に、「準決勝以降に向けトランジションに重点を置き、アタックとトランジションプレーをより意識してトレーニングをした。中国との決勝戦では練習してきたことを発揮し、ベストを尽くさなければならない」と語る山口祐之監督談も掲載していました。
2年前の前回大会は、決勝戦も3-0のストレートで中国を破っていた日本。今回は中国開催ということで完全アウェーとなりますが、前回大会同様これまで戦ってきたタイなどのチームが応援してくれることでしょう。