日本時間7月8日、バレーボールU20アジア選手権の準決勝でタイと対戦した日本。連覇を狙うディフェンディングチャンピオンである日本は、序盤から勝負強さをみせつけ3-0でストレート勝利し、前回大会に続く決勝進出を決めると、海外から称賛の声が寄せられています。
大会最終上位4チームには、2025年開催の女子U21世界選手権の出場権が与えられる今大会。連覇を狙う日本は、予選ラウンド、そして続く2次ラウンドで多彩な攻撃やリベロを中心とした固い守備などで強さをみせつけ、準決勝まで順調に勝ち進んでいました。
The 22nd Asian Women's U20 Championship in Jiangmen reaches climax with Top Four fighting for the title
— Asian Volleyball Confederation (@AsianVolleyball) 2024年7月7日
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数戦前から日本はこの準決勝でタイと対戦、そして決勝で現世界チャンピオンである中国と対戦することを予想しており、山口祐之監督を中心に選手やスタッフ全員で対策をしていたものとみられ、ファンの方々からは日本の連覇に向け期待の声が寄せられていました。
そんな中始まった準決勝の第1セット。2連続得点からスタートした日本ですが終盤まで競り合う展開となると、最終局面においてアウトを冷静に判断した日本が精神的に優位となり、最後はふわりと狙い済ませたボールでタイを仕留め、25-22と大事なセットを奪った日本。
すると日本は、第2セット序盤から4連続ポイントをあげギアを上げると、リードを保ったまま多彩な攻撃で相手を揺さぶり、そして自身はどんな攻撃でもボールを拾い続け、最後は選手交代などで余裕をみせつけると、笑顔溢れるプレーで25-11と連取した日本。
しかし、前戦で中国を苦しめたタイは第3セットで日本に襲いかかります。中国戦でみせたような粘り強さで自身らのいい形に持ち込んだタイですが、その対策すらも練っていた日本が多彩な攻めで揺さぶり、緩急をつけタイを追い込むと、25-20で勝利となっていました。
この勝利に対し、日本のファンの方々からは
「ストレート勝ちで日本が決勝進出だ♪
明日の決勝も楽しみ!」
「準決勝勝利おめでとう♪明日の決勝は中国と韓国の勝者とだが、間違いなく中国が上がってくるだろうな…」
などの称賛の声が寄せられていました。
Unbeaten Japan outperform Thailand to storm into final showdown of the 22nd Asian Women's U20 Championship
— Asian Volleyball Confederation (@AsianVolleyball) 2024年7月8日
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この大会の様子を報じてくれているAVC(アジアバレーボール連盟)は、「無敗の日本はタイを破り最終対決に突入だ!」とのタイトルで、過去15回大会のうち、半数近くの7大会を制している日本が、今大会でもタイに力の差を見せつけストレート勝利したこと、高さでアドバンテージがない闘いとなりながらも、日本は高い跳躍力と強力なスイングでポイントを量産したことなどを報じ、最後は互いに健闘を称え、次戦でいい色のメダルを獲得することを誓い合うような素敵な写真も投稿してくれていました。
開幕から韓国戦での1セットしか落とさず、調子を上げ続け波に乗る日本は、日本時間9日20時からの今大会決勝戦で、韓国を準決勝で破ったホームの中国と対戦することとなっています。