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【世界ジュニア2023 男子SP】「もはやチート♪」三浦選手!"危ねぇ、セーフ…"で首位スタート?

 

カナダ・カルガリーを会場に、3月2日から競技がスタートしている世界ジュニア選手権2023。

 

競技2日目には男子ショートプログラムが行なわれ、シニアのチャンピオンシップス覇者である三浦佳生選手が、少しヒヤッとする場面がありながらも、見事首位通過となっています。

 

 

 

ISUが開催する中で、ジュニア世代の大会としては最大である今大会。

 

日本勢として8選手が出場しており、42選手が出場する男子シングルには、昨年末の全日本ジュニア選手権を制した吉岡希選手と、四大陸選手権2023覇者の三浦選手という強力タッグが参戦。

 

 

 

第5グループの26番滑走として登場した吉岡選手は、「マラゲーニャ」の壮大な曲に乗り、冒頭のトリプルアクセルを見事成功。

 

その後も、高さのある3回転ループや流れるような連続ジャンプなどで会場を沸かせると、ますます勢いに乗った吉岡選手。

 

中盤から終盤にかけても、力強く、そしてキレのあるスケーティングで魅了すると、圧巻の演技でフィニッシュ。

 

思わずリンクサイドのコーチらも喜ぶ会心の出来となり、これには現地の解説者も思わずアメイジング!」と声を漏らしてしまうほどとなっていました。

 

真剣な表情となっていた演技中ですが、キスクラではホッとした様子で笑顔をのぞかせた吉岡選手。

 

この見事な演技で、昨年末の全日本選手権で出した80点には及びませんでしたが、国際大会としてはシーズンベストとなる76.44点を獲得し、7位通過となっていました。

 

 

 

そして、最終グループの40番滑走として、今大会大本命の三浦選手が、黒に真っ赤な花が刺繍された衣装を身に付け登場。

 

情熱的な「ミケランジェロ '70」の曲に乗り、力強く、そしてこの日も爆速で滑り始めると、冒頭の3回転ループを華麗に着氷。

 

続くトリプルアクセルも高さがあり、会場からは思わず大きな歓声が沸き起こっていました。

 

その後、連続ジャンプで着氷が乱れていましたが何とか堪え、フィニッシュ後には、思わず

 

「危ねぇ!セーフ…」

 

と口に出しそうなジェスチャーをした三浦選手。

 

 

演技後は、リンクに投げ入れられたぬいぐるみを拾いながら、声援を送ってくれたファンの方々に挨拶。

 

キスクラでは手を振ったり、ピースサインで写真撮影に応じたりしていた三浦選手には、この演技で85.11点が与えられ、見事首位通過でフリーへ折り返していました。

 

 

 

この2人の好演と好発進を知ったファンの方々からは、

 

「枠取りもかかっている緊張の世界ジュニアで、よく頑張った!

 

「大舞台で日本のジュニア選手たちは結果出すなぁ…!お見事だ♪

 

などといった称賛の声が数多く寄せられていました。

 

 

なお続く男子シングルのフリーは、1日間をあけた5日8時15分から行なわれることとなっており、その後、表彰式が行なわれることとなっています。

 

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