JSF(日本スケート連盟)は10月12日、翌週開催のスケートアメリカにエントリーしていたりくりゅうペアの欠場を発表…。
先日のジャパンオープンなどでの姿から、木原選手の腰に巻かれたコルセットを目にした方々もいらっしゃり、国内外から励ましの声が寄せられています。
ファンの方々が翌週の演技を楽しみに待っていたこの日、
「この度、私たちはグランプリシリーズ・アメリカ大会を欠場することにいたしました。
8月頃から腰に違和感を感じ、徐々に痛みを伴い悪化してきたため、練習拠点があるカナダに戻り診察を受けた結果によるものです。
今は一日でも早く練習を再開出来るよう回復に努めたいと思っています。
多くの方々からいただく温かい応援がいつも大きな励みになっています。
ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
との発表がJSFからあると、世界中のメディアがこれを発信。
またこの中で、木原選手が腰椎分離症と診断されたことも明らかとなっていました。
昨シーズンは三浦選手の肩のケガからのスタートとなっていた2人ですが、辛い時期を乗り越え集中してトレーニングに励んだこともあり、多くの大会で優勝を果たす大活躍となっていました。
この事を知ったファンの方々からは、
「JOでのコルセットが気になっていたのですが、やはり痛めていたのですね…」
「スケアメ欠場が想像以上に寂しい…
りくりゅうの演技見られないのか…」
といったペア、特に男性側の負担を再認識し悲しみの声が寄せられる一方、
「やはり本調子でない中で臨んでいたんですね…
スケアメ欠場はショックだけど、きっと本人たちはもっとショックなはず!
今は回復をお祈りするばかり❤︎」
「腰の治療は長引きそうだけど、2人で支え合いながら焦らず治して欲しい❤︎」
といった励ましの声が相次いでいます。
また、高橋成美さんからの「しっかり治して、1日でも早く素晴らしいスケートが観れるの楽しみにしてます!いつでも応援してます!」という声や、木下グループからの「今は焦らず怪我の回復に専念し、再びリンクで2人の素敵な笑顔&演技が見られることを祈っています!」といったスケーター、そして企業からも続々と励ましの声が寄せられています。
その声は海外からも届けられており、フィギュアスケート専門メディアのGolden Skateからは、2人のスケートアメリカ欠場に加え「彼の1日も早い回復を祈っています!」とのコメントも…。
観る方々からすると、息の合った演技に加えダイナミックな技を繰り出す華麗なペア競技ですが、特に男性は身体への負担も大きく、木原選手は大きなケガをしていた過去も…。それでもそこから復活し、三浦選手とともに世界チャンピオンにまで登り詰めています。
そんな2人の目指す先は、もちろんミラノオリンピックでの個人戦での表彰台、特に金メダルの獲得だと思いますので、この2人の先を見据えた英断を温かく見守り、応援していきたいですね。