日程的にも環境的にも、そしてレギュレーション的にも大変なアジア2次予選を戦い抜いたサッカー日本女子代表・なでしこジャパン。無事最終予選へと駒を進め、11月2日には多くの選手、スタッフらが帰国すると、ファンの方々からは労いの声が続々と寄せられています。
世界の強豪国などと違い情報が少ないだけでなく、守りを固めた戦術や荒れたピッチ、さらには短い期間での試合など、選手や監督からやりにくさが語られていた今予選。それでもしっかりと2次予選突破という結果を残し、来年2月の北朝鮮戦に向け意気込むなでしこジャパン。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年11月2日
\\対戦チーム決定⚽️//
🏆女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 最終予選
🆚 朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵
【第1戦✈️】🗓2024.2.24(土)
【第2戦🏠】🗓2024.2.28(水)
最終予選はホーム&アウェイで対戦。
勝者のみがオリンピック本大会に出場します!… pic.twitter.com/q24b5akGhj
そんな国内組の選手や池田太監督らが2日に成田空港に到着し、無事帰国を報告。祝福を受けながらも、賛否の声が未だ飛び交っている2戦目のウズベキスタン戦でのことなどを問われ、池田監督はその苦しい胸の内を明かすと同時に、理解も求めていました。
また、「しっかりとグループ首位で2次予選を突破して、来年2月の最終予選に駒を進められたことを嬉しく思います。ハードな中でも、選手たちはしっかり戦ってくれました」と奮闘した選手たちを称賛。どこまでも日本を代表して戦う選手ファーストの態度を示していました。
そして難敵とされるアジア最終予選の北朝鮮との試合に向け、「相手が決まり、身が引き締まる思いですし、まずは情報収集をしっかりして、どのように戦うかを準備していきたいと思います。しっかり勝ち上がって、パリへの切符を手にしたいと思います」と語っていました。
また、選手たちに帯同していたシェフの西芳照さんからは、SNSを通じ退会期間中の選手たちの様子が投稿されており、選手たちの笑顔が続々投稿。最新の投稿では、猶本光選手が朝食の日課としてハート占いをしていることを明かしてくれており、ファンの方々を笑顔に…。
そんな浦和レッズレディースに所属する猶本選手は、6日からAFC女子クラブチャンピオンシップに参戦するためタイに…。また、海外組もそれぞれのクラブチームに戻りそれぞれが自分のため、そして代表メンバーとしてまた声がかかるまで成長し続けてくれることでしょう。
そんななでしこジャパンの選手たちは今後、11月27日から12月7日まで年内最後の海外遠征を行なうこととなっており、池田監督らスタッフが収集した情報などから必要な戦術やトレーニングを行ない、来年2月に開催される最終予選に向け準備を進めることとなっています。
そんな選手たちには、
「厳しい条件の中でノルマ達成おめでとう!
無事に帰国できてホッとしています♪」
「しっかり結果を残した選手・監督に拍手です!」
などといった励ましの声が続々と寄せられていますが、中には北朝鮮戦の不安をつぶやく方々も…。
不明確な情報ですが、これまで第3国で行われていた北朝鮮でのホーム戦について、海外メディアは来年から北朝鮮国内でホームゲームを行なうことを報じているようで、最終予選についても詳細は不透明となっています。