FIFAランク9位と僅差のブラジルとの親善試合2連戦を行ない、多くの収穫を得たサッカー女子日本代表・なでしこジャパン。この試合後、未来のなでしこを背負い活躍すること間違いなしと見られる谷川選手らのコメントに、ファンの方々から期待の声が寄せられています。
オリンピックイヤーとなる来年2月24日から、パリ五輪出場をかけたアジア最終予選のホーム&アウェー戦に挑むなでしこジャパン。この大事な戦いの最終親善試合となったこの2連戦では、アウェーの雰囲気やフィジカルの強い相手への対応など、様々な収穫がありました。
3-4という惜敗からの無失点での勝利に、池田太監督が「2戦目はブラジルのタイトなマークに対して、自分たちがスペースを作ってそこを使えるようにすることが攻撃の狙い。また初戦と違ったシステムにも対応しながら戦えたことは自信につながった」と手応えを語ると、
2戦ともに得点をあげた田中美南選手も、「1戦目で勝てなかったので、2戦目は結果を求めるためにチームとしてやれることを増やしながら臨んだ。しっかり勝てたことは大きいし、フライトの気持ちが少し楽になった」と実りのある親善試合であったことを語っています。
そんなこの2連戦で、日本のファンの方々から大きな注目と、今後の期待の声が寄せられているのが、今回A代表に初招集され、要所要所で光るプレーを見せてくれていた現役高校生コンビの谷川萌々子選手と古賀塔子選手。
スタメンとして起用されていた古賀選手は、初戦でブラジルの早く強いプレッシャーに苦しみながらも、次第に落ち着きを見せ球際の強さで、マッチアップした相手に仕事をさせないプレーで魅せると、2戦目も相手の動きに素早く対応し、身体を入れて攻撃の芽を摘むなど、アグレッシブなプレーに称賛の声が集まっています。
また、初戦でフィジカルの強さを見せ貴重なPKのチャンスを作ったり、積極的にシュートを放ったりと、躍動した谷川選手は連戦後
「この2試合を通して、実際になでしこジャパンの選手としてピッチに立った時はやはり緊張した。
相手もブラジルということで、今までは味わえなかったフィジカルの強さ、スピードを肌で感じることができた。
その中で自分が通用するところ、もっと高めていかなければならないところが明確になった。
今回のブラジルは強くプレスを掛けてきて、その勢いを利用してプレーするためのポジショニングや次を予測したプレーはできた部分だと思う。
まだまだ足りないと感じたところは、速いゲーム展開の中でプレーしていくこと。
オフザボールでの移動スピードやポジション修正を細かくするところはもっと向上させていかなければいけないと感じた」
と振り返りました。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年12月4日
【2023.12.3 試合後コメント✍️】
22 FP #谷川萌々子
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🏆女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 アジア最終予選
⚔️第1戦
🗓️2024.2.24(土)
🆚朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵… pic.twitter.com/qQ0vR3R2Gu
この若きなでしこの2人の光るプレーや頼もしいコメントに
「2人の代表デビューは素晴らしかったし、コメントもさすがだ!
なでしこの未来は明るい♪」
などの期待の声が続々と寄せられています。