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【GPファイナル Jr男子・Sr男女FS】「いやすご…」熾烈なトップ争い&日本勢好成績にスケーター仲間から称賛の声♪

 

熾烈かつ華麗なバトルが繰り広げられた、GPファイナル2023の競技最終日となった12月9日。ジュニア男子・シニア男女のフリーが行なわれ、中田璃士選手の逆転優勝をはじめ、見事初タイトルを獲得した坂本花織選手、そして宇野昌磨選手らに称賛の声が寄せられています。

 

 

 

前日にはジュニア女子の競技が終了しており、ショートプログラムで悔し涙を見せていた島田麻央選手が見事2連覇を達成したほか、13歳の上薗恋奈選手が初出場で銅メダルを獲得。この日本勢のいい流れに、宇野選手の2連覇や坂本選手の初タイトル獲得などに注目が…。

 

そんな期待の高まる中、ジュニア男子のフリーでは4位発進となっていた中田選手が、冒頭の4回転トウループから次々と美しいジャンプを決め、自己ベスト更新となる総合227.77点で見事逆転優勝。この大逆転劇にファンの方々は歓喜し、表彰台での笑顔に感動…。

 

ジュニア勢アベック優勝の勢いに乗っかりたいシニア女子フリーでは、5位発進の住吉りをん選手は、武器である4回転トウループに果敢に挑むも惜しくも成功とはならず…。それでも豊かな表現力で観ている方々を魅了し、総合180.39点で6位となっていました。

 

そして4位発進となっていた今シーズンのシンデレラガールである吉田陽菜選手は、冒頭のトリプルアクセルにqがついたものの、その後は溢れる笑顔と流れるようなスケーティング、そして美しいジャンプの数々で総合203.16点を獲得し、見事3位となっていました。

 

首位で初タイトル獲得が期待されていた坂本選手は、その期待に応えるかのように圧巻の演技を披露。冒頭のダブルアクセルはもちろん、力強いスケーティングに抜群の表現力などで、2位以下に20点差以上もつける総合225.70点で、悲願の今大会初優勝となっていました。

 

そして今大会最後の競技・シニア男子のフリーでは、胃腸炎で2日間も練習ができていなかった4位発進の三浦佳生選手が、大会前の宣言通り構成を上げ4回転ループに挑戦。着氷は乱れ、その後もミスがありましたが最後まで滑り切り、総合261.53点で5位となっていました。

 

3位発進の鍵山優真選手は、冒頭の4回転サルコウが2回転になってしまうも、その後の美しいジャンプの数々や圧巻の表現力、そして滑らかなスケーティングで魅了すると、総合288.65点で3位となり、完璧な演技は年末の全日本選手権にお預けとなっていました。

 

そして2位発進の宇野選手は、見事な4回転ループなどでスタートさせるもジャンプでミスがあると、最後にとびきりのコンボで会場を沸かせ、唯一無二の表現力で観ている方々を魅了。総合297.34点で2位と2連覇とはなりませんでしたが、最高の演技を披露してくれていました。

 

その後の表彰式では、シニア男女ともに日本勢が素敵な笑顔を見せてくれ、今大会のアツすぎる演技やバトルに、スケーター仲間の樋口新葉選手からも「いやすご」といった驚きの声が寄せられていました。

 

 

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