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【全日本フィギュア2023 ペア・男子SP】「まさに神の領域だ‼︎」宇野選手の圧巻100点越え首位に歓喜♪

 

今年最後の熱い戦い・全日本フィギュアスケート選手権2023の競技がついにスタート。初日となった12月21日には、ペアと男子シングルのショートプログラムが行なわれ、100点越えの圧巻の演技で混戦を抜け出した宇野昌磨選手が、見事首位通過となっています。

 

 

 

全国的に最強寒波が襲う中でも、会場となった長野・ビッグハット周辺は比較的良い天気に…。それもそのはず、昨日からやる気に満ち溢れた選手たちが長野に集結し、寒気をシャットアウト。それを見守るファンの方々も熱い思いをもって長野に乗り込んでいるようです。

 

そんな中、15時からは1組のみのペア競技がスタート。今年も昨年同様りくりゅうペアは欠場となっており、今年結成したばかりのゆなすみペアが、そんなりくりゅうの分まで素敵な笑顔と爽やかな風を運んでくれ、会場からは温かな声援と拍手が送られていました。

 

しかし、ファンの方々が笑顔で見ていられたのもここまで。今年は競技初日から白熱した男子シングルの戦いがスタートということで、緊張の1番滑走となっていた高橋星名選手から、第3グループ最終で世界ジュニアを制した中田璃士選手の4回転トウループまでもドラマが…。

 

そして、世界でも活躍する強化選手ばかりとなった第4・第5グループは、前回大会2位の島田高志郎選手からスタート。ジャンプでミスがあり悔しい演技となると、公式練習でミスがあった本草太選手が、圧巻の「カメレオン」で94.58点となりこの時点の首位に立ちます。

 

その後、公式練習を体調不良で休んでいた三浦佳生選手が登場。どこが体調不良と言わんばかりに爆速の演技を披露し、冒頭の4回転サルコウのコンボを決め、93.91点でこの時点の2位に…。それでも顔色がすぐれない様子のキスクラでは悔しそうな表情を見せていました。

 

そんな三浦選手を超えてきたのが、今シーズンNHK杯覇者の鍵山優真選手。冒頭の4回転サルコウでまさかの転倒があるも、その後は美しいコンボやトリプルアクセルを披露し、今シーズン磨き上げてきた表現で魅了し、93.94点で山本選手に次ぐ2位となっていました。

 

しかし、そんな山本選手や鍵山選手らのさらに上をいったのがやはり宇野選手。インタビューではそこまで闘志を見せないながらも、内に秘めた熱い思いが表面化し、ノーミス&圧巻の表現力で会場の視線を釘付け。104.69点という高得点を叩き出し見事首位となっていました。

 

この初日から熱い演技をご覧になったファンの方々からは、

 

「SPなのに何でこんなに熱いんだろう…

みんな貪欲に勝ちに来てるんだな!」

 

「なんてことだ!テレビはLIVEじゃないのか?

LIVEでして欲しかった…」

 

などの声が続々と寄せられていました。

 

なお、22日にはアイスダンスのリズムダンスと女子シングルのショートプログラム、そして23日以降はフリーとなっており、25日には世界選手権など今後の国際大会派遣会見とメダリストオンアイスが行なわれます。

 

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