全日本フィギュア選手権2023の演技を最後に、現役引退を決めた本田真凜さんが1月11日に引退会見を開き、その中で2歳からのスケート人生を振り返り、今後はプロスケーターとして頑張っていきたいことを語ると、ファンの方々からは温かい声援が続々と寄せられています。
2016年の世界ジュニア選手権を制するなど活躍していた本田さんですが、新年5日には所属事務所からまさかの引退発表が…。11日14時からは東京都内で現役引退会見を開き、現在の心境や今後のことなどについて、次のように自らの口で語ってくれました。
真っ白のセットアップ姿で登場した本田さんは、冒頭
「先日所属事務所からお知らせした通り、選手生活を終えるという決断をしました。
応援していただけたこと、本当に本当にありがとうございました。
携わってくださった皆さんに感謝しています」
と感謝を述べると、
「スケートをはじめて21年目にもなるのですが、こんなに長い間頑張り続けられたからこそ、いろんな嬉しさにも応援してくださる皆さんにも出会えたと思います。
逆にいろんな葛藤も乗り越えてこられたと思います。これまでの全ての思い出にスケートがあります。
これまで良い時もそうでない時もありましたが、どんな時にも寄り添ってくださって幸せな競技生活だったと思います」
と語ってくれました。その後、質疑応答で集まった記者の方々から今後のことなどについて聞かれると
「スケートが大好きなまま競技を終えることができて、これからも皆さんが私の演技を楽しみにしてくださっている以上、スケートを頑張っていきたいと思っています。
いろんなチャンスがあれば、新しいことにも挑戦したいと思っております」
と含みを持たせた言葉ながらも、プロスケーターとして頑張る決意を述べてくれました。
また本田さんは、周囲のスケーターの皆さんには大学を卒業する今シーズンが最後になることを事前に報告していたそうで、憧れの浅田真央さんにもその思いを伝えていたことも明かし、いつも優しい言葉がけをしてくれていたことに感謝する場面もありました。その中で、
「真凜は最後まで、小さい時から逃げずにここまでやってこられたのは、すごく偉い事なんだよって言っていただけて…。
新しいスタートも胸を張って思い切り進んでいけば良いよ！」
と声をかけられたというエピソードも明かしてくれていました。
また、質問の中には芸能界での活動への意欲や、宇野昌磨選手との交際などについても聞かれていましたが、短く素直な言葉で返し、今後の活動に全力で取り組んでいく事を真剣な眼差しで、そして素敵な笑顔で語る姿が印象的な会見となっていました。
この会見をご覧になっていたファンの方々からは、
「真凜ちゃん競技生活お疲れさまでした！
プロスケーターとしての演技楽しみにしています❤︎」
などの応援の声が続々と寄せられていました。
