2月28日から台湾・台北を会場に競技がスタートした、世界ジュニアフィギュアスケート選手権2024。全カテゴリーのトップを切りペア競技がスタートすると、清水咲衣選手・本田ルーカス剛史選手のさえルカペアが懸命のSPで、見事翌日のFS進出を決めてくれています。
大会前には、JSFの公式SNSで「今大会でも最後まで滑り切りますので、応援よろしくお願いします!」とファンの方々に向け語っていた2人。前日の公式練習でもその懸命さが伝わってくる練習となっており、どこまで力を発揮できるかに注目が集まっていました。
そんな今年からペアに転向し結成したばかりの2人は、2番滑走として信頼するキャシー・リードコーチが手がけた「白鳥の湖」を熱演。冒頭のツイストリフトやスロージャンプでミスがあったものの、その世界観に浸る表情でフィニッシュし、43.69点をマーク。
この演技に、ファンの方々からは「初めての大舞台で大きなミスなく、しっかりまとめ上げたの素晴らしいと思う!」と精一杯の演技が称賛される一方、「さえルカはギリギリで通過できないかな…」と19組中16組が進出できるFSへ駒を進められるかどうかにも注目が…。
そんなファンの方々からの祈りが日本から台湾に届いたのか、第2グループ終了時点ではさえルカの下に2組だけと厳しいかと思われていましたが、第4グループ終了時点で下に1組がきたことで、FS進出が決定する「Q」がリザルトに記録。
これを見たファンの方々からは…
「さえルカの良さが世界に発信できた素敵なスワンだったと思う♪」
「みんなレベル高くて厳しいかと思ったけど、2人がこれまで努力してきたことを発揮してFSに進出できたことがこの上なく嬉しい!」
などと歓喜の声があげられ、続くFSにも期待しているようでした。
演技後、2人はメディアの取材に対し「笑顔で終えることができて本当に良かったと思います。今回のような大きな大会でスケートをすることができて本当に嬉しかったです。そして咲衣も言ったように、ミスなく終えることができて本当によかったです。この大会に向け、私たちは主に日本で練習していました。世界ジュニア出場が決まってからはこの大会に向けて一緒に練習してきました。PCSのスコアを上げて、自分たちのスケートスタイルをできる限り表現したいと思いました」と語り、充実の笑顔を届けてくれていました。
Sae Shimizu / Lucas Tsuyoshi Honda 🇯🇵
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年2月28日
43.69
LH: “We are very happy with our skate today. We did all our elements well.
We skate together since May last year so not every long. Everything in Pairs is challenging for us but also very fun.
This season we competed in Singles and… pic.twitter.com/YqXdzOH13Q
また、本田選手は「今シーズンはシングルとペアの二刀流で挑みましたが、来シーズンはペアだけに専念します。咲衣はまだ決めていませんが…」とも語り、先輩であるりくりゅうの後に続く新生ペアスケーターの宣言を、ファンの方々も頼もしく感じているようでした。
❄️世界ジュニア2024🏮ペアSP❄️#清水咲衣 選手#本田ルーカス剛史 選手
— 【公式】フジテレビスケート (@online_on_ice) 2024年2月28日
結成1年目で世界ジュニアデビュー🦋
スピン&ステップはレベル4獲得💫
演技後に笑顔☺️🤍
SP14位でフリー進出👏
🗣️やったぜ!です💪
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3/10(日)26:50〜
地上波関東ローカルにて放送📺
\#さえルカ #フジスケ #世界ジュニア pic.twitter.com/grXYl8EUdK
そんな成長著しいさえルカペアも出場するFSは、日本時間29日20時からとなっており、この日のSPでも見られた2人ならではの笑顔溢れる演技となることでしょう。