パリ五輪への出場権をかけ、北朝鮮とのアジア最終予選第2戦に挑むサッカー女子日本代表・なでしこジャパン。前戦を0-0で引き分けた両チームの次戦を、AFCや各ブックメーカーが予想を立てており、日本の勝利を信じて疑わないプレビューとなっているようです。
勝利したチームだけが出場できるパリ五輪への切符をかけ、なでしこの選手たちは巨大な国旗やユニフォームが風に凪く国立競技場で前日のトレーニングを実施。ピッチの感触を確かめながら、引き締まった表情と、時折笑顔も見せる充実の内容となっていたようです。
その後、記者会見に臨んだ池田太監督は「明日の試合に勝利する！そこだけを考えてプランニングをしている。選手もよいコンディションで、国立競技場で多くのサポーターが背中を押してくれる！」と語った通り、ゴール裏のチケット販売が伸び、北朝鮮側を上回る数に…。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月28日
🎟2.28 ゴール裏チケット販売済み枚数🎟
𝙃𝙊𝙈𝙀 3,082枚
𝘼𝙒𝘼𝙔 3,000枚
条件はシンプル
勝てば #オリンピック 出場権獲得
ぜひ国立競技場で熱い熱い応援をお願いします📣#全員で勝ち獲ろう パリへの切符を！
チケット購入はこちらから⏬https://t.co/Z1mkTpmHhG… pic.twitter.com/r6BqNoDaIE
そんな中、AFCは公式サイトで「プレビュー：予選ラウンド3 第2レグ」と題して、オーストラリア対ウズベキスタン戦、そして日本対北朝鮮戦の記事を投稿。
その中で日本に関して、「日本はGK山下杏也加が絶好調でなければ、北朝鮮からリードを奪うことはできない…」としながらも、続けて「日本は前戦で攻めあぐねるシーンが多かった。池田太監督は、日本が杭州・アジア大会決勝で北朝鮮を見事に破った時のフォームを取り戻すため、選手交代を行うかもしれない！そしてそれが大きく影響するだろう…」と攻撃的布陣を示唆。
また、北朝鮮側については「しかし北朝鮮も、第1レグで日本がボールを支配していたにもかかわらず、リ・ユイル監督率いる北朝鮮がより多くのチャンスを作っていたため、自分たちのチャンスに自信をもっているだろう…」と含みをもたせたプレビューとなっていました。
この大事な一戦は、日本のみならず海外からも大きな注目を集めており、欧米の各大手ブックメーカーサイトには多くの方々が集結。前戦のスコアレスドローの情報や、過去の対戦履歴などを提示した上で、多くの方々が日本の勝利にこぞって賭けているようです。
サッカー好きのイギリス人が信頼を寄せる世界トップクラスのブックメーカー『betway』は、日本時間28日9時現在、日本の勝利オッズが1.53であるのに対し、ドローが3.80、そして北朝鮮の勝利が5.50と、日本の勝利を多くの方々が信じているようでした。
https://betway.com/ja/sports/grp/soccer/international/olympic-qualifiers-women
また、他のブックメーカー数社もほぼ同様のオッズとなっており、試合時間が迫るのに合わせ、日本の勝利に賭ける方々が多くなっているようです。なお、日本と北朝鮮の試合は2005年以降17戦行なわれてきており、日本・北朝鮮ともに6勝5引き分けとなっています。
https://www.bet365.com/#/AC/B1/C1/D8/E151599037/F3/
そんな大事な試合を前に、サポーターの方々からは
「日本のゴール裏チケットが北朝鮮を超えた！
準備は整った！あとは勝利するのみだ！」
などといった声援が続々と寄せられています。
