パリ五輪への出場権をかけ、北朝鮮とのアジア最終予選に挑んだサッカー女子日本代表・なでしこジャパン。2月24日に行なわれたサウジアラビアでのほぼ無観客の第1戦が0-0のドローとなると、サポーターの方々からは続く28日への期待の声が寄せられています。
ホーム＆アウェー方式で行なわれている今回のアジア最終予選。しかし、北朝鮮でのアウェー会場が直前まで決まらなかったことから、暑さ対策や会場での調整も十分でないまま第1戦に…。それでも、新ユニフォームを身に纏い強い決意で挑んだなでしこの選手たち。
キックオフまで...
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月24日
あと30分⏳
パリの切符を懸けた戦いもあと2つ。
チーム全員で勝利を❤️🔥
🏆パリ #オリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選
⚔️第1戦
🗓️2.24(土)⌚️22:04(🇯🇵)
🆚朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵
🏟 Prince Abdullah Al Faisal Stadium(サウジアラビア)
📺NHK【BS】にて生放送… pic.twitter.com/k3txfXUgBt
日本は序盤からボールを保持しながらも、5バックで守備を固める北朝鮮を崩せない展開に…。五輪出場権がかかる大事な一戦ということもあり、北朝鮮選手からの積極的なプレスや球際での強さに苦戦する状況の中で、中盤には鋭いミドルシュートが放たれる場面も…。
それでも前半を0-0で折り返すと、後半は立ち上がりから日本が攻勢に出ます。選手を次々と交代しながら攻める日本に対し、北朝鮮選手から清水梨紗選手が激しいタックルを受けると、藤野あおば選手への強いタックルにファウルなしという危ない場面も…。
なかなか攻め切ることができない日本に対し、北朝鮮は後半27分、左サイドから攻め込みクロスに合わせたヘディングがクロスバーを直撃するという場面も…。その後は互いに一進一退の激しい攻防が繰り広げられるも、無得点での引き分けで初戦を終えた両チーム。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月24日
パリへの切符を懸けたアジア最終予選 第1戦はスコアレスドローとなりました。
第2戦は28日(水)ホーム国立競技場で行われます。
ぜひスタジアムで応援をお願いします。#全員で勝ち獲ろう パリへの切符を。
NEXT MATCH⏩
🏆パリオリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選… pic.twitter.com/TjOq1Ttp4X
この試合をご覧になっていたサポーターの方々からは、
「中立地とはいえ、日本対北朝鮮戦を中国人審判が裁くのは怖いものがあった…」
「最初の段階で北朝鮮のラフプレーを流してたからな…」
などといった不安コメントが続々とSNSに投稿されていました。
この試合の様子を投稿していたAFCサイトや公式SNSにも、海外の方々から「このかなりラフなゲームの中、一体レフェリーはどこにいるんだ？」などの声が寄せられるなど、ゲーム序盤から怪しい動きが感じられ、その中でのドローに「仕方ないな…」との声も…。
FT | 🇰🇵 Korea DPR 0️⃣ - 0️⃣ Japan 🇯🇵
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) 2024年2月24日
Japan and DPR Korea settle for a goalless draw in the first leg of the Women's Olympic Qualifiers Round 3! pic.twitter.com/SpErlFqosE
しかしそれを抜きにしたとしても、北朝鮮は決して弱くなく、積極的にゴールを狙う組織的なプレーをする相手。それに対し攻撃の決め手に欠け、攻めあぐねてしまっていた部分もあったなでしこジャパンの選手たちからは、「次はなんとしてでも勝つ！」との声が…。
サポーターの方々からも、
「正直キツい試合だったけどアウェー扱いの試合で引き分けは決して悪くない状況だ！」
「点が取れなかったのは残念だけど、ホームで勝てばOKなので充分♪」
などの声が上がっており、28日の第2戦に大きな期待が寄せられていました。
そんな続く大事な第2戦は28日に国立競技場で行なわれ、18時半からのキックオフとなっています。なお、同日行なわれていたオーストラリア対ウズベキスタンの第1戦は、3-0でオーストラリアが勝利しています。
