2月28日の北朝鮮とのアジア最終予選で見事勝利し、今年7月からのパリ五輪出場権を手にしたサッカー女子日本代表・なでしこジャパン。この試合直後から、五輪公式や海外メディアがなでしこたちの勝利を祝福し、その熱い闘いぶりを報じてくれています。
多くのサポーターの方々が集結した国立競技場で、フィジカルの強い北朝鮮から何度弾き飛ばされようと組織的に守り、積極的にゴールを狙い続けたなでしこの選手たち。試合終了のホイッスルが鳴るまで懸命に走り続け、パリ五輪への切符を手にした選手たちの目には涙が…。
🔹𝐍𝐀𝐃𝐄𝐒𝐇𝐈𝐊𝐎 𝐉𝐀𝐏𝐀𝐍🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月28日
みなさんと勝ち獲ったパリ #オリンピック 出場権🎟️✨
🏆パリオリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選
⚔️第2戦
🇯🇵なでしこジャパン 2-1 朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵#全員で勝ち獲ろう#BEYOURBESTSELF #最高の自分であれ #夢への勇気を #jfa… pic.twitter.com/0BBxZq7nfl
そんな痺れる試合に勝利し、7月からフランス・パリで開催される五輪出場が決まったなでしこの選手たちに、IOC(国際オリンピック委員会)からパリ行きのチケットが手渡された様子が五輪公式SNSに投稿。試合前の引き締まった表情とは一転、笑顔に溢れていました。
笑顔で記念撮影😊✨#なでしこジャパン が #パリ2024 の出場権を獲得 ⚽️#サッカー 女子日本代表のパリ2024での活躍が楽しみです🥳
— オリンピック (@gorin) 2024年2月28日
📷 : @jfa_nadeshiko@Paris2024 | #オリンピック pic.twitter.com/rAZZKDFxV7
またキャプテンの熊谷紗希選手と、絶妙なパスを前線に送り続けた長谷川唯選手からは、チケットを手に笑顔で「パリオリンピック出場を決めました!皆さん応援ありがとうございます!ありがとうございます!」と素敵なメッセージが公式SNSに投稿されていました。
なでしこジャパンの熊谷紗希選手と長谷川唯選手からメッセージ⚽️
— オリンピック (@gorin) 2024年2月28日
あたらめて #パリ2024 出場権獲得、おめでとうございます👏@maybe10_ @jfa_nadeshiko @Paris2024 pic.twitter.com/o0EI16gscc
この試合の様子は五輪公式サイトでも、英語など様々な言語で世界に配信。「なでしこジャパン!パリ2024出場権獲得」と題した記事には、高橋はな選手の劇的先制ゴールや、山下杏也加選手のファインセーブなどが記され、「最後まで日本は粘り強く耐えた!」と評価。
連日この熱い闘いを報じてくれているAFCも「日本は堅実に勝利を手にした!」とのタイトルで、肌寒い国立競技場での熱い闘いを事細かに伝え、「日本は最後まで粘り強く闘い、北朝鮮の猛攻を抑えパリへのチケットを手にした!」となでしこたちの執念を評価。
さらに、海外メディアも次々に日本の勝利を伝えてくれており、AP通信は「日本には、パリ行きのチケットの予約を明確に手伝った名プレーヤーが3人いた!」として、ゴールを決めた高橋選手と藤野あおば選手、そして山下選手のプレーをそれぞれ称賛。
また、五輪開催に沸くフランス紙Le mondeは、第1戦のドローやそれまでの開催地問題などをあげた上で、北朝鮮サポーターの大声援に負けず日本の選手たちが圧倒したことなどを評し、「私たちは世界一!金メダル獲得を目指している!」との池田太監督のコメントを掲載。
SPORTSTARなどでも、「突破口は長谷川唯が切り開いた!」と高橋選手の先制ゴールまでの流れを熱く語ると、山下選手のセーブに北朝鮮監督が猛抗議したことや、藤野選手の試合を決定付ける追加点などを高く評価し、世界中に報じてくれていました。
なお同日、五輪出場もう1枠をかけてオーストラリアとウズベキスタンが第2戦を行なっており、オーストラリアが10得点を挙げた衝撃が大きかったようで、そちらの方が海外を驚かせているようでした。