パリ五輪出場をかけた北朝鮮とのアジア最終予選に挑む、サッカー女子日本代表・なでしこジャパン。大事な一戦の前日には、AFC(アジアサッカー連盟)が公式サイトでこの試合の記事を投稿しており、まるで日本の勝利を予見するかのような内容となっています。
第1戦開催地が直前まで決まらないという異例の事態に加え、イギリスから直接サウジアラビア入りした清水梨紗選手が「初めての五輪予選は違った緊張感がある…難しいところもあるが勝ち切ることが一番大事!」と語るなど、緊張感も感じている選手の皆さん。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月23日
【2024.2.22 練習後コメント✍️】
FP #清水梨紗
🏆パリ #オリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選
⚔️第1戦
🗓️2.24(土)⌚️22:04(🇯🇵)
🆚朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵
🏟Prince Abdullah Al Faisal Stadium(サウジアラビア)
📺NHK【BS】にて生放送… pic.twitter.com/dmSjF6Ppo6
2004年のアテネ五輪最終予選の際、同じ北朝鮮との闘いを振り返った澤穂希さんも「あの時の北朝鮮戦は今振り返ってみると、ベスト3に入るくらい日本女子サッカーの歴史を変えた1試合だった…」と語るほど、北朝鮮戦は歴史的な対決となっています。
そんな重要な一戦となっているこのパリ五輪に向けたアジア最終予選を前に、AFCが公式サイトで「パリ五輪の出場枠を獲得するための最後のレースは、土曜と水曜に行なわれるアジア予選の第3ラウンドで、2つの出場枠を懸け戦う!」と題した記事を投稿。
同じ土曜・水曜で行なわれる、オーストラリアと本田美登里監督率いるウズベキスタン戦に関しては「この2チームは過去に一度しか闘っていないものの、2007年の対戦ではオーストラリアが10-0で勝利している」としてオーストラリアの優勢をほのめかしています。
続いて北朝鮮に関し、「北朝鮮は第2ラウンドで、2勝1分けでグループ首位に立ち、2008年と2012年大会に出場して以来、3度目の五輪出場を目指している…」と語るだけにとどまり、今回の開催地に関しての詳細については語られないままとなっています。
続いて、「一方日本は、2022年アジア大会決勝で北朝鮮を破っており、優勝候補の一角として試合に臨むこととなる。 なでしこジャパンは2020年大会では準々決勝で敗退しており、6度目の五輪出場を目指している!」と評し、JFA公式SNSからの投稿を添付。
✍️対戦チーム情報✍️
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月22日
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朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵
アジア屈指の強豪、3回目のオリンピック出場を目指す。
記事はこちら🔗https://t.co/vIscMEsDrn
🏆パリ #オリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選
⚔️第1戦
🗓️2.24(土)⌚️22:04(🇯🇵)… pic.twitter.com/hHOwtBrsJe
またこのページには、この大事な4チームによる闘いのYouTubeライブ配信ページがリンクされており、日本で視聴することが可能かどうかは不明ですが、その時間帯に近くにTVがなく、DAZNも契約していないという方々にとってはありがたい配信となっています。
そんな大事な一戦を前に、なでしこジャパン情報を逐一伝えてくれているJFA公式SNSからは、選手たちの背番号が発表され、選手たちの様子を伝えるTeam Camからは、トレーニングの様子や熱いコメントが届けられるなど、いよいよ感が伝わってきます。
#なでしこジャパン 🔹#𝐓𝐞𝐚𝐦𝐂𝐚𝐦 𝐯𝐨𝐥.𝟎𝟐 🎥
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月23日
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☑️サウジアラビアに全選手集合🤝
☑️#高橋はな 誕生日祝いの様子🎂
☑️#北川ひかる #熊谷紗希 #南萌華 #山下杏也加 インタビュー🎙️
本編は #JFATV で⏬https://t.co/zL7rJ3Narb#全員で勝ち獲ろう#jfa #daihyo #nadeshiko pic.twitter.com/RK7RHvJotB
急遽暑い地域での開催や、VAR未導入の試合になっていることなどに不安を感じながらも「頑張れなでしこジャパン!絶対にパリ五輪に行こう!」などなでしこの勝利を疑わない声が続々と寄せられています。