パリ五輪出場をかけた北朝鮮との最終戦を前に、千葉で合宿に励んでいるサッカー女子日本代表・なでしこジャパン。海外組が合流するも2月24日の会場が未定のままでしたが、20日サウジアラビアでの開催が報じられると、ファンの方々からは様々な声が寄せられています。
パリ五輪出場を強く願うなでしこの選手たちは、13日から国内組を中心に対北朝鮮をイメージしたトレーニングを開始。その間、ケガで離脱した遠藤純選手に変わり北川ひかる選手が追加招集されたり、長谷川唯選手ら海外組も合流したりしながら、決戦の日が近づいていました。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年2月20日
【2024.2.19 Photo Report📸】
⚔️NEXT MATCH⚔️
🏆パリ #オリンピック 2024 女子サッカー アジア最終予選
⚔️第1戦
🗓️2.24(土)⌚️未定
🆚朝鮮民主主義人民共和国女子代表🇰🇵
🏟 未定
🔗https://t.co/mRN1QameTC#全員で勝ち獲ろう#jfa #daihyo #なでしこジャパン #nadeshiko
しかし、当初は北朝鮮の首都・平壌で開催と発表されていた24日のアウェー戦が、未定となり中立地域での開催もあり得るとの情報が8日に発表…。その後、決戦まで1週間を切ってもその会場が決まらないという、まさに前代未聞の異常事態となっていました。
そんな大事な試合の開催地が未定となっていたことに、ファンの方々からは
「きっと先方は前日練習もピッチ確認もさせてくれない気だろう…」
「この件にFIFAもコメント出せよ!
もう日本の不戦勝でいいだろ!」
など苛立ちの声が続々と上がっている状態となっていました。
「昨日の午前中にAFC(アジアサッカー連盟)から『中立国という中で検討した中で、中国案はなくなりました。
それと合わせてサウジアラビアのジッタで開催するという方向で積極的に準備をしている…』と我々に情報として入りました。
『準備をして下さい』と指示もあったので、昨日からサウジアラビアのジッタで開催するという中で準備を進めました。
ビザも滞りなく進みましたので、今日の夜に2便に別れて入ります!」
とAFCから開催地に関しての情報があったことを語り…続いて、
「ただ1日たっても、正式レターがAFCから届いていないというのが若干の不安です。
しっかりと調整が済めばレターが届くと思います…」
と明らかにしてくれていました。これがメディアによって報じられると、開催地を心配していたファンの方々からは様々な声が…。
佐々木則夫委員長がメディア対応。#なでしこジャパン の北朝鮮戦の開催地について、サウジアラビアのジッダで開催の方向で準備している、と。早ければ今日の夜にも出発するそうです。 pic.twitter.com/eKG2SLgXKx
— 照屋健 (@Teruya1206) 2024年2月20日
サウジアラビアといえばサッカー熱が高いことでも有名となっており、昨年にはクラブW杯が開催されていたことに加え、2026年男子W杯2次予選でも、森保ジャパンの内戦下にあるシリア戦で代替地として使用されており、見事難敵であるシリア撃破が記憶に新しいところ。
この開催地決定について、ファンの方々からは
「北朝鮮は既に着いていて、時差調整バッチリとかは無いよね?」
「ところで24日のアウェー戦はテレビ中継されるのだろうか?」
「こんなことは2度とあってはいけない!
AFCは対応を!」
などの声が続々と寄せられています。
この発表により、パリ五輪をかけたアジア最終予選第1戦24日はサウジアラビアで初戦に臨み、続く2戦28日は東京・国立競技場を会場に18時半キックオフということになり、なでしこジャパンの健闘が祈られていました。